カテゴリ: 外部セミナー参加後記

昨日のブログで触れました
異業種のセミナー中に
少し考え事を・・・
(諸事情あって手短に)

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竹田先生は、講演でもそうですし
あらゆるランチェスター経営(株)
教材の中でも、従業員1人
当たりの生産性を重視され
てます(粗利益純利益)。

また、そのような利益性の分析
1人当たりの自己資本とで
会社を総合評価してます。
ある意味、この総合評価が
良い会社の基準と呼べます。

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対して、ランチェスター経営の
成功事例と言いつつも。


「この3年で売上高が
 10倍にもなった」



「開業して10年で
 順調に10店舗も」


このように紹介される会社を
多く目にします。

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これは、以前にブログでも
教材「あなたも名講師になれる
「第5章 講演内容の高め方」
からの一部を抜粋して、


「悪い事例は上場企業から出し、
 良い事例は中小企業からだす」


・・・しかしこの時、用心
しなければならないことが
1つあります。

それは売上高が毎年グングン
伸びているものの、従業員
1人当たりの年間純利益は
40万円にも達してない上に、
従業員1人当たりの自己資本が
800万円以下という場合
があります。

こういう会社はストックが
足りないので、外見よりも
はるかに体力が弱く、
ちょっとした失敗があると
アッけなく倒産してしまいます。

例えば・・・

・・・このような事情から、
良い会社の事例として
紹介する場合、従業員1人
当たりの年間純利益と、
1人当たりの自己資本の
2つを調査して、単なる
利益なき拡大ではないのか、
これをチェックしておくこと
が欠かせないのです。


このことと矛盾します。
なぜでしょうか?

もしかすると、
「ランチェスター経営の
 実践事例」
ではなく、また別の
「ランチェスター戦略の
 実践事例」
なのかも知れません。
こうなれば良い会社の
基準が異なるはずです。

それとも、その事例を
掲げている人が、単に
売上主義」に陥っている
だけなのかも知れません。

このように掲げる事例を
見ただけで、判明すること
もあるように思えます。

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なお先日のセミナーでは、
そのような矛盾する事例は
(もちろん)皆無でした。

先日、異業種のセミナーへ
参加しました。

ランチェスター経営では


◆工事では、
  「段取り70%、仕事30%」


と、ランチェスター法則
応用で言われております。
少々強引?)

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ですが、この業界では
段取り8分」で、
ムダ・ムリ・ムラが
減少と話されてました。

1年間を振返り作業中が
溜まっている今だからか、
(これこそ段取り失敗?)
他業界での戦術の話しは
なかなかピン!っと
来ませんでした。

定員600名の無料セミナー
落ちた腹いせ(?)で、速効で
申し込んで行ってきました
ジャパネットたかた創業者、
高田明氏の講演。

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福岡県社会保険労務士会主催の
企業経営者のためのシンポジウム
で、定員が250名でしたが、
ガラガラで・・・(これも身内だけ?)

そりゃ〜10日前に、同じ福岡
天神の直ぐ近くで、ほぼ同じ
テーマで話されてるんですから。

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でも冒頭は、低い口調で無表情。

まるで別の人が立っているのか
と思いましたが、途中からは
いつものTVなどのハイトーンで、
しかも盛んに拍手を求めつつ、
会場は笑いの渦で、何とも
楽しい気分で帰れました。
有り難うございました。

そんな中でも、


・格差を口にする時点で負け。

*以前の社長時代に、同様なな
  インタビューがありました。



伝えるポイントとして、
 世阿弥にある「我見」「離見」
 「離見の見」の3つの視点
 意識することが大切。


また、何冊か参考図書を挙げた中で、
パフォーマンス学の佐藤綾子氏・著

非言語表現の威力
  ― パフォーマンス学実践講義」↓
  (講談社現代新書

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でも↑この人は権力者に媚びたり、
売名行為が甚だしいので、
あまり好きじゃないんで・・・と
思っいると、ここまでされる
高田氏も紹介せざる得ない?

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ともかく、福岡県の社労士さん
緑色がイメージカラーなんですね。
とある事務所案内↑も重ねて紹介)

*なお、セミナーでは一言も
  「ランチェスター」云々など
  聞きもしませんでしたが・・・

昨日に参加した「一日中小企業庁」。
冒頭に中小企業庁のエライさんが
話しをされたようです。

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もちろん、私は途中参加なので
後で資料を見ただけです(笑)
その後半、


「中小企業・
 小規模事業者政策の概要」


を見た限り、多くの支援事業と
補助金&助成金の紹介があり。
やはり、


「われわれ公的機関は、
 ちゃんと仕事をしてます。
 予算を減らさないで」


との身内への訴えを、
ページの多さなどから伺えます。
何とも色とりどりの資料。

〜とは別に、前半の


「中小企業・
 小規模事業者政策の現状」


から不可解な資料を発見。

その「売上と収益」として、
大企業との比較し10年間ほどの
経常利益と売上高の推移を示すと
ともに、この6年間で経常利益が
増加した要因を分析して一言、


(9)売上と収益

中小企業の経常利益は過去最高水準

・しかし、経常利益の増加額を
 要因別にみると
 人件費や変動費の減少が
 主な原因で、売上高は
 伸び悩んでいる。

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*この詳細は、2016年版
 「中小企業白書の概要」を


この前後に(大企業との比較で)、
経営者の高齢化や、人手不足、
生産性の格差、設備の老朽化、
IT投資の課題、借入が鈍化との
資料があり、言いたいことは


「借金してドン!っと設備投資し、
 雇用を生み出しましょう。
 それでも経営が危なくなったら
 こんなに補助金&助成金、
 よりどり〜みどり〜♪」


とのことで、続いて先のような
多くの支援事業と補助金&
助成金の紹介があります。
これで、身内も納得かと。

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ここで疑問が・・・

次の特別講演で話された、
神奈川県秦野市鶴巻温泉
元湯・陣屋の宮崎社長様は、


陣屋コネクト(何と東芝製?)
 を導入して5年間で
 従業員が120人から40人に、
 人件費が5千万円も減。
 付いていけない社員が
 辞めていった」

*もちろん売上もアップしてます。
 

って話してましたが??

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また以前、「福岡経営実践ジム
で、メイン講師(株)ハードリング
軍師・岡漱一郎様が解説された
老舗企業の収益構造」から


売上と粗利益率が
5年間も変わらないのに、
経常利益がアップしていくのが
一位主義の「利益性の原則」


と紹介しました。

そんな「一位主義」など、
今回の資料からは見出せず。

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逆に、先の「経常利益の推移」から
ザックリ計算すると、


・大企業の1人当たり経常利益は、
         69.1万円

・中小企業の1人当たり経常利益は
         15.4万円


とのことで、その「大企業を良し」
とするのか疑問が残ります。

この資料、明日の「戦略社長塾」で、
恰好のネタとさせていただきます。

確かに、誰もマネしない
斬新なアイデアです。
まさに、典型的な差別化の
事例なのかも知れません

竹田先生までが言う


教育にはお金と
 時間がかかる割に・・・」


の「お金」をかけないよう
取り組んだ末の知恵かも。

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ただ、「無料ドリル」配布との
記事も残りますが・・・

今は続いてないということは、
双方に成果が無かった
のかも知れません

悪く言えば発想が戦術的・・・

つい先日、「フィンテックの謎」を
聞きに行った席で、ご一緒した
先輩経営者からお聞きした言葉。
(しかも笑顔で)


「24時間やっても
 苦にならない仕事」を選んだ。


・・・なるほど。

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この言葉をお聞きした際、
少し異なりますが、以前
から気になっていたことが
頭を過ぎりました。


勉強会も硬直化すると
 マンネリに陥る


しかし、勉強会自体は、
主催者が「苦」になるかよりも、
決定権を持つ参加者が
「苦」になるかでしょうか。

それが硬直化の要因でもあり、
マンネリの原因かと、当時から
そうならぬよう心掛けてました。
主観にならぬよう自問自答。
(加えて反面教師と)

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そう言えば、先日に見返した
ランチェスター経営(株)での
本格教材「経営計画の立て方
付録の「経営計画記入ファイル

その「業績原因 その12」で、
同じく「マンネリ」との言葉を
目にしました(一部を抜粋)。


【経営革新計画】

我々業界は
 こうなんだ&ああなんだ
 が無意識で口に出始めたら
 マンネリの物的証拠。
 ジリ貧の疑いなし。


 全国優柔不断協会
 県支部長が務まるような人に、
 差別化された経営や
 経営の革新は出来ない。


そんなモヤモヤした状況を打破
するかの変革が直近で。
タイミングの良さに脱帽。

私も、じっくり学んでいきます。

先週、(株)ハードリング
軍師・岡漱一郎様による
福岡経営戦略ジム」から。

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後になって気付いたのですが、
世は三連休の初日だったので、
(&急な寒さもあって)
参加者も少なく、お越しに
なるのもパラパラパラっと。

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ところで、先日にスタート
しました建築・リフォーム業
ランチェスター戦略社長塾
18期生・原則編の1回目。

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その冒頭では、岡様から
ランチェスター経営戦略
位置づけと意義などを
参加者にご説明されました↑


意思→【知識→知恵】→思考→実行

     [型(パターン)]


バックに、竹田ビジネスモデル
実行手順を添えて説明。

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その時の社長塾では時間の
関係で、若干の短縮バージョン
だったとのことで、改めて今回↑
追加で詳細に解説されました。

と同時に、参加者にご意見
ご感想などお尋ねしつつ、
書き足し&書き足しでした。

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なるほど〜絶対的な量稽古
足らないと、質が向上しない
流れが解りました。

いや、解っただけではダメ。
やはり一層の量稽古です。
この点は終わってからも
岡様から稽古の課題を
いただきました。
どうなることやら・・・

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なお今回は、最後に岡様が
写メ」を撮って終わり(笑)

★この【福岡経営戦略ジム
 次回開催は年内最後となる
 12月3日(木)19時から

 (初参加の方は事前申込を)

一昨日は(株)ハードリング
軍師・岡漱一郎様による
福岡経営戦略ジム」、
1回お休みしての今回でした。

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少人数だったこともあり、
先日の「福岡経営実践ジム」で
久しぶりに実施された
「三大戦略の確認と再構築」を。

もちろん具体的な内容なので、
ご参考となる「注意点」も、
先日の「福岡経営戦略ジム」
をご参考ください。

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ただ、その中でも特に今回は、


・会社規模や業種から、多くの場合
 「商品」から差別化すべきではなく、
 まず「地域」から取り組み、
 次に「客層」と考えていく。

・特に成熟社会となれば、
 モノ(物質)の差別化は
 ほぼ無理となる。であれば、
 「商品を売る」発想を
 捨ててみるのも有りかと。

・しかも、「0.01%」のお客さんが
 反応すれば良いのでは?
 〜とまで絞ってみる。


他の方からの反応を探ったり
意見を求めたりしましたが、
それよりも、紐解く原理原則
各参加者自身で自社に置き換え
考えていただく場となりました。

そうすると、思いがけない発見も。
やはり「人の振り見て我が振り直せ」

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今回も、最後は「写メ」を撮って
終わりでした(笑)

★この【福岡経営戦略ジム
  次回以降の開催は、
 10月10日(土)19時から、
  残り年内は、12月3日(木)。

  (初参加の方は事前申込を)

昨日に参加した講演会で、
講師の方からお聞きした言葉。


「師の跡を求めず、
 師の求めたるところを求めよ」


ちょうど、先月の日経新聞・夕刊、
コラム「あすへの話題」で、
能楽師狂言方/山本東次郎氏
同じ言葉をご紹介されていたのを
思い出しました。そこには、


「師の求めたるところを求めよ」

師がどれほど偉大であっても、
弟子がその真似(まね)事に
終始していたら決して
そこに辿(たど)り着けない。

師が何を理想とし、何を求めたか、
目指したところをしっかりと
見極め、そこに向かって行くこと
を心掛けよ。

 *空海の言葉とあるが出典は不明


このことを、このお盆直前に
開催する竹田先生ミニ・セミナー、

英文・ランチェスター戦略の本
 完成記念  竹田先生が語る!
 ランチェスター法則を応用した
「経営戦略の神髄」とは? 


で見極めていければ・・・

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と思っていると、先ほどの言葉に
ついて改めて調べていると、


「古人の跡を求めず、
 古人の求めたるところを求めよ。」

とは、松尾芭蕉『許六離別詞』
の言葉である。

空海の『性霊集』を参照する
文脈で用いられている。


「師の跡を求めず、
 師の求めたるところを求めよ。」

等と変化して、孔子の言葉と
されている場合があるが、
こちらの出典や経緯は不明である。


やはり、まずは古(いにしえ)を
稽(かんが)えないといけませんね。

ともかく、この言葉を思い出させて
いただき有り難うございました。

一昨日は(株)ハードリング
軍師・岡漱一郎様による
福岡経営戦略ジム」。

腰椎捻挫(重度のギックリ腰)
で自宅療養で自主練となった
先日の「福岡経営実践ジム」。

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その後、無事に復帰されて
ようやくの今回、お一人の方が
早々にお越しになり、復帰を
祝うかの如く、軍師のお体を
いたわるような声かけを。

お気遣いが流石です。

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その後、ポツポツと参加者が
増えて、いつも通りに
スタートしていきました。

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今回は、特に書けない内容
あまりに多かったので(失礼)、
岡様からまとめの一言のみ、


ランチェスターの肝は、
 1位の核を作ること」


基本、ランチェスター経営では
強者であっても弱者であっても
1位作り」を目的にしないと
ダメであることに通じます。

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なお別途、以前より岡様が私に
言われるスタンスで締めます。


「来るもの拒まず

 去るもの追わず」


はい、これも肝に免じます。

★【福岡経営戦略ジム】次回は、
  8月7日(金)19時から開催

  9月は2日(水)/10月は2日(金)
  (初参加の方は事前申込を)

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*そう言えば、もっと以前は
  「誰の挑戦でも受ける!
  とも言われてたような・・・

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