「竹田さんを顧問先向けの講演で
 講師に呼ぼうと思うけど、
 テーマは何が良いと思いますか?」


と以前、ある職業の方(経営者)から
ご質問を受けました。

私は月並みな返事を、


「先生のお客様なら、
 既に少し勉強されているでしょうから
 “ランチェスター経営について”とか
 “ランチェスター弱者必勝の戦略”とか
 いかがです?」


すると、困ったような顔をされて、


「“ランチェスター”とか
 言葉も分かって無いだろうし、
 ましてや、中小企業の社長さんって、
 “弱者”って言葉が気に入らないよ


その答えに絶句・・・・・

それだったら、ランチェスター経営(株)
代表取締役社長 竹田陽一を講師で呼ぶ必要が無いのでは?
私でも良いってことじゃ無いですよ・笑)

ましてや、「顧問」と呼ばれる立場であれば、
お客様である中小企業の経営者に、
指導したり意見をしたりとするのが
仕事なはずなのに・・・

まるで、単なる帳面屋的な
下請けとしての関係だけ?

弱者必勝の戦略・文庫本弱者必勝の戦略・ビジネス社












その職業の方々とは、前職時代に
嫌と言うほど接してきました。
講演を聞いて尊敬の念を
抱いたりした人もいました。

が、まさにその方が以前、
竹田社長を講師で呼ぶ際に、


「“資金・財務のウェイト付けは7%”
 という言葉は使わないでください。
 顧問先が会計を軽視される恐れがあります。
 我々○○○会計人は租税正義が命です。
 過剰納税とかの概念を言わないで下さい・・・」
 

とか、事前にFAXでやりとりをしてこられました。

処世術としては、すごい〜とも思えましたが、
さすがに、尊敬したことを後悔しました。
その処世術もあってか、その方は最近では
テレビCMにも出ているので、
直ぐにチャンネルを変えるようにしてます。
目にしないように・・・(笑)

なお、今回(今日!)は、
そんな事前のやりとり無しです。
(だから、このネタは今日に公表)


そんな方々が、金融機関と連んで展開する
「経営承継セミナー」よりも、ランチェスター経営を
しっかり勉強されて、塾長でもある
公認会計士・税理士の古瀬靖士様
メインで講師をされる
「成功する事業相続の戦略」セミナー
こちらの方が、お役に立つこと間違い無し!

“弱者の戦略”をしっかりと学ぼうとする姿勢を持った
経営者・後継者・起業家の方々にはお薦めです!
(そうじゃ無い人は〜あちらのセミナーに)


「先生」って呼ばれて天狗になってはいけません。
 これは「社長」も同じ。

 「社長」になれば、周りから良いことを
 言う人がどんどん近づいてくる。
 「ヨイショ」を言わないと商売にならないので(笑)
 社内はもちろん「Yesマン」だらけ。
 「社長」に反発する人は自ずと消えていく。
 悪いことを言ってくれる人はいない。
 ちゃんと「客観性」を持って事業を営むこと。
 (経営計画セミナーでの竹田・談)