先日開催しました「お盆特別勉強会」、
その速報でも、既に触れてますが、
「今回の勉強会で改めて分かったのが、
 経営の実行手順の落とし込みの弱さ」

お盆伊佐お盆伊佐2







と言うことで↓竹田ビジネスモデル(チャート)から、

・商品対策。願望。目的、目標、戦略。仕組、教育・訓練。戦術。情報、革新。
・地域対策。願望。目的、目標、戦略。仕組、教育・訓練。戦術。情報、革新。
・客層対策。願望。目的、目標、戦略。仕組、教育・訓練。戦術。情報、革新。
・営業対策。願望。目的、目標、戦略。仕組、教育・訓練。戦術。情報、革新。
・顧客対策。願望。目的、目標、戦略。仕組、教育・訓練。戦術。情報、革新。
・組織対策。願望。目的、目標、戦略。仕組、教育・訓練。戦術。情報、革新。
・財務対策。願望。目的、目標、戦略。仕組、教育・訓練。戦術。情報、革新。
・時間対策。願望。目的、目標、戦略。仕組、教育・訓練。戦術。情報、革新。
      (→ここからが経営の実行手順)  

その中で、下記のような質問を勉強会ではしてみました。
1.「情報」と「革新」の位置づけは?
2.「経営理念」は、どこに位置づけていますか?
なるほど〜なるほど〜そう考えますか。


また、最近買ったある起業指南書を紹介、それには、
・自分の夢
・志、天職
・企業理念、ビジョンの明確化
・SWOT
それらを、確立・分析して作り上げ、加えて、
・100人に聞いて
・顧客を見つけて
から起業するようにと、机上の空論ぽく書かれてました。

いつもながら「夢を持ちましょう!」と言って、
知らずに起業する人を苦しめる、エリート強者型
話しばかりでした。

その上、最終的な事業計画書は
「売上計画」「P/L」「B/S」「C/F」
だけの竹田社長曰く、
「会計中心・決算書中心の“ヘボ”な計画書」
で終わってしまってます。

この本、途中でランチェスター戦略にも触れてはいるんですが、
F.W.ランチェスターが、第1次世界大戦での
 戦闘機の空中戦をシミュレーションすることで
 法則を発見・・・・」
と見事に、どこかの間違い書をそのままパクッタような
記述をしてました。
こんな記述を竹田社長が見たら、怒ってしまって
こんな風に↓引き裂いてしまいますよ(笑)

本を裂く竹田社長宮崎さんサイン







私がこの本を買った理由は、当社のユーザーである
ウィズ(かつらWith)様(宮崎弥生社長様↑)が、
起業事例として紹介されていたからです。
スゴイです!!
ですが、この事例は内容は起業時ですが、
発表自体は、起業された5年後くらいに、宮崎社長様が
講演か何かの際に発表されたのかと・・・


その他、紹介した資料(主に新聞のコラム)を列挙しますと、
野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
 「経営は科学なのか?」
山本英樹氏(日東電工相談役)
 「アート(芸術)とサイエンス(科学)」
吉川洋氏(東京大学教授)
 「人事無形の論理」(この「物理学」をご参照)
福岡伸一氏(分子生物学者)
 「直感にたよるな」

お盆前田さん2お盆前田さん3







ところで、途中にブログ先生が言われた、
「“強者と弱者の中間は無いのか?”
 と質問されたことがある」と。

ちょうど竹田社長が、改訂版(9月末完成予定)を作成中の
戦略名人(ランチェスター経営原則)」CD版、
その旧版(現状版)には(DVD版とは内容が少し違います)、
「中間者の戦略」が紹介されてます。
・2つの「中間者の条件」
・事例として「ネルソンタッチ
・経営における分断する対象と事例
などと触れております。

おそらく改訂版では、ここまで触れるボリュームが無いので、
カットされることになるでしょうが、基本的には
「強者の戦略」と「弱者の戦略」との組み合わせ。
ですから、経営原則の基本をしっかり学んでおれば
十分に応用可能となるはずです。

もっとも、ブログ先生が受けた質問は、それ以前の内容
だったようですけどね。