竹田ランチェスター経営
勉強されている人にとっては
たぶんお馴染みの
中小企業の成功戦略13ケ条

13k

こちら↑会議室の壁に貼られた
戦略四兄弟ポスター」から。

また、時としては
「中小企業の成功戦略13カ条」
と「ケ」と「カ」との違いや、
制作時期などにより少し文面が
異なる場合があったりします。




そんな細かな点は抜きにして、
もっとビックリするようなことに
今回は触れたいと思います。

まずは、竹田先生の、
以前の「講演テキスト」裏表紙から。


◆中小企業の成功戦略13カ条◆


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1.経営の目的は利益発生源の顧客を増やし、
  1位の地域か1位の商品を創ることにある。
  1位と2位や3位とでは、1人当たりの
  利益で3倍も4倍も差が出る。
  とにかく何かで1位になることを目指せ。


2.価値があるのは1位だけ。負けている地域や
  負けている商品をいくつ持っていても
  価値はない。スクラップだ。


3.経営力に限りがある弱者は、戦わずして
  勝てるものや勝ちやすいものに目標を定め、
  まず小さな1位になることを目指せ。


4.大衆相手の商品や市場規模が大きな商品を
  避け、小衆相手の商品や特殊用途の商品など、
  市場規模が小さな商品に目標を定めよ。


5.非関連の多角化や商品の幅を広げ過ぎると
  戦力が分散する。弱者は商品の幅を狭くし、
  強い商品に力をより集中せよ。


6.市場規模が大きな都市や中心部は競争が激しい。
  弱者は独立性が高い地方の小都市か大都市の周辺、
  それに川や鉄道などで分断された、
  一騎討戦的地域を目標に選べ。
 

7.広域営業は弱い販売力を一層弱くする。
  弱者は営業範囲を狭くし、生産性マイナスの
  移動時間を、ライバルより15%少なくせよ。


8.取引が小口になる業種の遠距離営業は自殺行為。
  近い所から得意先を密集して作る、
  近距離営業を実行せよ。


9.間接営業は弱い力を一層弱くする。
  弱者はエンドユーザーに一歩でも近づいた、
  接近戦的営業や直接戦的営業システムを作れ。


10.営業マンの販売力は、訪問件数7割に
  質3割で決まる。弱者は訪問件数を重視し、
  業界平均の5割増しになる営業システムを作れ。


11.商品をどこから買うかの決定権は、顧客が
  100%持っている。まず顧客の仕事と人生に
  関心を示し、次に親切心と今一つの良さを加えて
  対応し、顧客から好かれて気に入られることで、
  地元No.1を目指せ。


12.時間は唯一平等な経営資源。
  弱者は朝型を中心に、必勝の3200時間、
  圧勝の3700時間を本業に集中して投入せよ。
  本業と関係ないことに時間を使うな。


13.これで1位になると決めたら簡単にあきらめるな。
  当初思っていた期間の2倍から3倍は続けてみよ。
  必ず何かを成し遂げる。


番外。弱者は調子に乗るな。
   小さな成功で生活内容を変えるな。


若干「 、(読点)」の使い方など
変更させていますのでご了承を。
それにしても辛口です。

次も同じく竹田先生の、
以前の「講演テキスト」裏表紙から。
過去に1度ご紹介済み
同じ色のテキストなので
同じ「中小企業の成功戦略」と
思いきや〜オットドッコイ!?


◆中小企業の成功戦略11ケ条◆


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1.人が食事から取るカロリーで生きているように、
  会社は粗利益で生きている。
  粗利益が不足すると会社の体は赤字のために
  やせていき、やがて死ぬ。倒産しないためには
  必要な粗利益の確保が欠かせない。


2.その粗利益はお客からしか出ない。経営の本質は
  お客を作り出し、作ったお客を維持することにある。
  経営はお客を出発点にして考えよ。


3.見込客を見つけ出したり、作ったお客を
  維持するために出ていく広い意味での営業経費が、
  粗利益から65%も出ていく。この経費の減少が、
  利益性を高める第1の課題になる。


4.お客を作るときに直接関係する、特定の商品や
  特定のサービス、それに特定の地域や特定の客層に
  対して、他社よりも多くのお客を作ると
  集中効果の原則により営業経費がグンと少なくなる。


5.商品、地域、客層で1位になり、かつ市場占有率
  26%以上を確保すると、従業員1人当たりの
  純利益が業界平均の2倍も4倍も多くなる。


6.中小企業だから業績が悪いのではない。
  強いものが1つもないから結果として業績が悪いだけ。
  中小企業だから1位が作れないのではない。
  社長が1位作りを経営の目標にしないから、結果として
  1位がないだけ。できない理由を開発するな。


7.社長は自社の経営規模と自分の性格、
  それに業界でのランクを考えた上で、どの商品や、
  どこの地域に力を入れると早く1位になれるか、
  重点目標の決め方を本気で研究して実力を高めよ。


8.戦略と戦術の区別がつかない、強者の戦略と
  弱者の戦略の区別がつかないと、必ず間違った経営をする。
  こうなると従業員1人当たりの粗利益が、1年に
  50万円〜200万円も少なくなる。損失を早く止めよ。


9.目標、戦略まで入れた、広い意味での戦略が経営全体の
  86%を占め、繰り返し作業の戦術は14%しかない。
  86%を担当するのは、疑いなく社長の役目になる。
  戦術だけが仕事と思うことが不振の最大原因。


10.従業員30人までは業績の98%が
  社長1人の戦略実力できまる。同業者100人中10番が
  本当の中になり、20番は中の下で30番は赤字社長。


11.社長にとって戦略実力を高めることが第1の仕事になり、
  目標を決めたり仕組を作るのは第2の仕事になる。
  まず自社の規模に合った良い教材を手に入れて、
  20回30回40回と学習を続けよ。こうすると
  潜在能力が開発され、やがて100人中1番になれる。
  必ずできる。


項目数が2つ減っている上、
番外」も無くなってますが、
文章のスキ間が無くなるほど
厳しい語句を詰め込んでます。
だからか辛口度もアップ!?

ちなみに「13カ条」と同様、
若干「 、(読点)」の使い方など
変更させていますのでご了承を。