先月のブログ記事で触れた
「外来語」に対する内容から、


36「プレゼンスを
   エンパワーメントするスキーム」
   伝わりにくい外来語



Q:なぜ外来語を使いすぎてはいけないのですか?

A:読み手に意味が伝わらなくなるからです。






◆新語を好む日本人

日本語は長い歴史を持つ言語であり、
伝統的な語彙が一部には使われ続け、
豊かな世界を形成しているのですが、
実際には新しい語が好まれる文化であり、
新語を導入しては広まるものの
時間が経つと飽きられて捨てられる
という消費の循環に陥りがちです。


◆外来語のカセット効果

宝石箱(カセット)に入れると、
中身が見えないが故にかえって
素晴らしいものが入っていそうに
思えるという効果です。

日本語に訳するよりも、
外来語のままカタカナ表記が
ありがたがられる所以です。


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【Point】
新規性の高い外来語は
避けた方が良い。



*『ていねいな「文章大全」
 石黒圭・著(ダイヤモンド社)より
 辞書的にチェックです。


だから「外来語」は避けるべき
と思ってると、目にした直近の
ふくおか市政だより』で
▼インクルーシブ▼っと?

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     アクティブな
また、地元の チャラい 市長
この「インクルーシブ」を
平然と使ってるし〜っと
思いきや!?

多くの先験的な人でさえ、


「・・・相応する日本語を
 見つけるのは難しいです」


*外資系・グローバル企業の
 転職・求人サイト「Daijob.com」より。


ってことで「インクルーシブ
との考え方自体が、従来の
日本社会に無かったような。
失礼いたしました。

24att












そうなると、明治時代初期の
西周▲や▼福沢諭吉▼は
本当に凄かったのだと。

fu9satt












お二人(以外の多くの賢人も)
のお陰で、多くの翻訳語が生み
出された上に、公用語として
「日本語」が無くならずに
今があるのだから。

改めて「『外来語』言い換え提案
のリニューアルを!
(私だけでなく、
 竹田先生のためにも)