先日、書いたブログ記事




「同じビルにオシャレな
 カフェが入居」に関して
ランチェスター経営(株)
旧・SASAビル会議室が入る
エナフィス薬院」ビルが
該当するのでは?と触れた際、
1年遅れで気付いた情報。


1階のテナントは、
オシャレな益正のカフェ
マスターズカフェ:MASTARS CAFE


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益正グループは、全事業を
 熊本市の「メガネのヨネザワ
 に昨年、譲渡していたようです。
 (そして特別清算に)


このメガネ屋による1階のカフェ
だけじゃなくて、居酒屋を主とする
益正グループ全体を多角化経営
してるよう(その他の業態も)。

どうりで、昨年くらいに交代
したカフェの店長が、頻繁に
裏の立体駐車場で喫煙する姿を
多く目撃するのかも。

今までの店長は、少し隠れての
吸い方で、私が気付かずに
通り過ぎそうになる時もあり。
それが昨年からの人は堂々と。
(もしや同一人物かも?
 吸い方だけが変化か?)

こんなところにも
影響するとは〜ビックリ!

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▲当初はココまでの記事の予定▲

ところで「メガネのヨネザワ」、
熊本市を本社としていても、


福岡県内の眼鏡専門店チェーン 店舗一覧


【1】眼鏡市場  42店舗

【2】武田メガネ 40店舗

【3】メガネのヨネザワ 36店舗

【4】メガネのオンデーズ 24店舗

【5】JINS    21店舗


ちなみに、福岡市が本社の
武田メガネ」は熊本県
現在お店がありません。
そうでしょうね。

gryonez












この「メガネのヨネザワ」ですが、
そのスゴサを実感できる資料を、
ご当地経済誌『くまもと経済
毎年の「熊本のトップ群像」から。
創業者で現・会長でもある
米澤房朝様の何年間分のコメント
一部を引用してご紹介します。

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より詳しく知りたければ、
各リンク先にある原文を
是非お読み願います。
(後にリンク切れになるかも。
 ご了承願います)



Leaders 2006熊本のトップ群像
(株)ヨネザワ /米澤房朝社長(当時)



小さく、狭く、濃く、深く
 
『メガネのヨネザワ』は、
九州を1つの大きな商圏としてとらえ、
九州商圏内での占拠率アップを常に目指します。
さらに九州を5万人の小さな商圏に分割し、
その商圏内での地域一番店を目標にしています。
 
皆様方のおかげで九州商圏内では、
ナンバーワンの占拠率を維持しています。
勿論、売上も九州では1番です。
 
その手法として、
商圏人口の単位を5万人に設定し、
その商圏内を4人のスタッフが担当し、
お客様の正しいメガネの提供と、
お買い上げの後のアフターサービスを徹底いたします。
4人のスタッフは、商圏内に2千人のお得意様を作り、
お得意様に有利な商いを毎日続けます。
 
結果として、初年度の売上は
1店舗・6800万円の年間売上となり
5万人の商圏人口内でのメガネ小売シェアは
27%で地域一番店
になります。
この様な出店戦略を九州各県にくまなく展開し、
地域に密着するよう心がけ愛される店になりたい
と願っています。
 
基本は創業初心を忘れず、店はお客様のためあり、
お客様の視力を守るお手伝いが私たちの仕事です。
お客様に対する気配りを「小さく、狭く、濃く、深く」
できるよう努力することだと思います。


※この記事内容は「くまもと経済3月号」
 (2006年2月28日発行分)の掲載内容です。


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Leaders 2011熊本のトップ群像
(株)ヨネザワ /米澤房朝社長(当時)



「医療器具とファッション雑貨」、
二極化するメガネ業界

 
「昨年はメガネ業界全体で、単価が急落した。
 当社も昨年前半は価格を維持したものの、
 デフレ経済に合わせて8月から単価を落とした」

同社は昨年8月、“着替えるメガネ”を
キャッチフレーズに、4200円の
超低価格商品を打ち出した。
しかし、同社が貫いてきたHOYAのレンズ使用を
代表とした高品質メガネとサービスを
提供するというスタイルは変わらない。

「レンズの品質は当社の生命線。
 低価格であっても、そこだけは落とせない。
 はっきり言って1万円以下の商品は赤字」
だと米澤社長は語る。

本来、メガネは医療器具であり貴重品。
同社のメガネは、価格の約7割を
レンズ単価が占めるという。

近年、メガネをファッション雑貨として
扱う市場が登場し、フレームのデザイン重視
となったため単価が落ちたと考えられるが、
「低価格商品の流通は、
 若者層を構築できたという意味では良かったのではないか」
と分析。

昨年後期は、客数ベースで前年比150%を記録した。
ハイクラス層の既存客による低価格商品への
移行も懸念されたが、結果的にその傾向はなく
市場が二極化したといえる。
 
今後の店舗展開は、
今年3月に開店する大牟田のイオン内に出店。
既存店は立地の見直しを図り、基本方針でもある
人口5万人程の小商圏で30%のシェア確立をさらに進める。
「生涯現役企業」を目指し、
今後も時間の許す限りトップが
自ら売り場に立ち続けていく。


※この記事内容は「くまもと経済3月号」
 (2011年2月28日発行分)の掲載内容です。





Leaders 2014熊本のトップ群像
 (株)ヨネザワ /米澤房朝社長(当時)



創業40周年、これからも“ヨネザワらしさ”を大切に

「視力・聴力に悩みを抱えている方々の力になりたい、
 メガネが必要なところにヨネザワがある。
 そんな店舗配置を日頃から考えています」
と話すのは、今年5月22日で創業40周年を迎える
(株)ヨネザワの米澤房朝社長。

創業40年の豊富な経験と実績を主軸に、
メガネ専門店として品質とサービスの向上を徹底し、
「小さく、狭く、濃く、深く」
地域に根ざした小商圏を追求し続けている。
 
社長の机の向かい壁には九州の大きな地図が一枚貼ってある。
「各店舗の特徴と市場占拠率を色分けし、
 市場の状況や地域の成長スピードなど
 幅広い情報を考慮しながら地図と向き合い、
 今後の戦略を練っています」
と地図を眺める。

全国区で多店舗展開するライバル店が増え、
競争が激化する業界において
「お客様との人間関係が一番大切、
 そこから生まれる温かさこそ
 他社にはない”ヨネザワらしさ“」と想いを語る。

創業40周年を節目として、
「さらにグループの安定と
 内部組織の充実を図っていきたい」と話す米澤社長。
「私も70歳になりました。若い世代に
 ”ヨネザワらしさ“を引き継ぎ、
 さらに成長してもらうためにも、
 後継者育成に力を注ぎます」と決意を述べる。


※この記事内容は「くまもと経済3月号」
 (2014年2月28日発行分)の掲載内容です。



★ちなみに「社長の机の向かい壁に
 貼られた九州の大きな地図」が、
 同【Leaders 2021熊本のトップ群像
 にも写真があり、しかも「色分け」
 の色など変わっているのにご注目を。


なお、一昨日に
開催しました創業7年で
地元No.1の起業家と学ぶ
ランチェスター組織戦略
採用と教育」ZOOM勉強会





私を含む、その参加者の中で
「メガネのヨネザワ」の
眼鏡占有率(シェア)33%と
出店戦略以上の結果でした。

そのまま同様な戦略で
カフェも・・・

*多角化は異なる戦略よう。