先日、開催しました
ランチェスター経営ジム
ZOOM『戦略社長塾』。

終わってからのご相談で、


「創業して今までの3年弱、
 何とか売上高の確保で
 安売り覚悟の上、
 お客さんを増やしてきた。

 しかし、同業者内で
 値引き合戦STOPとの
 動きが出てきているのと、
 この社長塾でも、
 売上主義の安売りでは
 ダメだと教わった。

 今までのお客さんに
 値上げをお願いするには
 どうすればいいでしょうか?」


前回の「客層戦略」と
今回の「商品戦略」を学び、
ますます参加者の意識に
変化を感じました。

安易に値引きに走っては
いけないことは、営業経験が
あり、それなりの勉強を
されてれば理解できるはず。
しかし、直接的な営業経験が
ない起業家なので、つい安値で
取引し始めたお客さんが
皆も使えしー、使えしー
と紹介されては同じ安値で
ドンドン拡大を・・・

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この「値引き」に関しては
ランチェスター経営(株)
古い『開拓名人』ビデオ教材で、
(後にDVD化された。
 現在は『新規開拓』に改訂


「ナマケモノは
 直ぐに値引きに走る。

 値引きも必要な時も
 あるでしょうが、
 値引きで取ったモノは、
 値引きで取り返されます。
 それを忘れないよう・・・」


〜と力説していたシーンを
いつも思い出します。

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この起業家が業務支援に
当たる業界は「成長産業」と
斜陽産業」に分かれますが、
やはり「成長産業」側には、
ドンドン全国展開する
大手企業も参入してきて、
値引き合戦も多いよう。

だから、県内の同業者内で
STOPさせる動きが
出始めたようでした。
しかし、全国展開する
大手は知ったこっちゃない
状態なのかもです。

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また「値引き」に関しては
旧版『顧客戦略』カセットテープ
教材から、以前もご紹介した
ズバリの内容があります。


◆お客中心の経営とは
 値引きをすることではない



お客中心の経営と言うと、
この意味をよく理解できない人
の中には、商品を値引きしたり、
お客に物を無料でやることではないか
と考える人も出てきます。


商品を安く売れば、
確かにお客のためになりますが、
限度を越えて安売りすると
赤字経営になり、
やがて会社は倒産します。

安売りして
一時的にお客から喜ばれても、
倒産して仕入先に損害を与えるならば、
社会的に見てそれは良いことではないし、
倒産してアフターサービスが
出来なくなれば、お客にも
損害が及ぶことにもなります。


経営を続けていると、予測できない
出来事が起きて損失が出ます。

業歴が古くなると
今まで中心にしていた
商品が売れなくなり、新しい事業に
進出しなければならないことも
起きて来ます。

このような場合、必ず
一定の資金が必要になります。
この資金のすべてを
銀行からの借入に頼っていたのでは、
会社は借金過大となって
やがて立ちゆかなくなります。


こうならないためには、
一定の資金を準備しておく
必要があります。
その資金が利益なのです。


つまり会社は、
お客から一定の利益を貰わない限り
経営を続けていけないので、
利益に相当する金額を
お客に値引きの形で返したり、
ギフトなどの物で返していたのでは、
経営を長く続けることが
できなくなるのです・・・


*この続きは、物凄く独断と
 偏見な内容をクドクドと。
 ご興味のある方だけ、
 【過去記事】ご参照ください。


時間の関係で、これら全てを
ご紹介できませんでしたが、
ココでは触れていない
最低限の対策は何度も
ご説明いたしました。
<詳しくは続編ブログを>

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たぶんに、お聞きになった
起業家の心は↑コチラの
硬派な武田信玄と化して
実行されることでしょう。

もしかすると外見も・・・
(可能性あり?)