既に精読するのを諦めた
私にとっての禁断の書
戦略の要諦』(日経新聞出版
リチャード・P・ルメルト・著
▼プロフィールは後述▼

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ただ、買った限りは
時間がある時に、私自身が
解る範囲の事例部分を
中心に、飛ばし&飛ばし
(だまし&だましかも?)
読んではいます。

そんな中で、ちょっと前も
チョコチョコと推進する
団体などからお誘いが
あったりした「SDGs
(持続可能な開発目標)」

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その矛盾点などについて、
これでもか!っとの勢いで
著者が鋭くツッコミを
入れる説明がありました。

既にご紹介済みのMBAなど
大学教育へのツッコミと同様、
核心を突く上に、今回は
「戦略家」としての役割も
提示されています。
(実際に相談されたのかも?)

私のように、単に毛嫌い
するだけでなく(失礼)、
改善につながるような
建設的意見を提示するのが
コンサルタントの本来的な
役割なのでしょう。

その一部を引用します。


【戦略の要諦】


第1部 課題に基づく戦略と最重要ポイント


第7章 行動の一貫性



(前置き的に)
一貫した方針と行動は互いに支え合う。
理想的なケースでは、
その結果として相乗効果が生まれ、
一層の構想優位につながる・・・



◆持続可能な開発目標(SDGs)


まったく整合性に欠ける目標を
掲げてしまう例はあまりに多い。

その端的な例が、国連
2015年に採決した
17項目の持続可能な
開発目標(SDGs)である。

1つひとつは
どれも立派な目標で、
望ましい結果を目指している。
だが一貫していない。


・目標14は・・・両立しない。

・目標2は・・・自己矛盾だ

・目標7は・・・矛盾する。

・目標2の飢餓撲滅を・・・
 齟齬(そご)を来す。


*この辺り、単純に考えても、
 思い当たる矛盾ばかりです。


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一貫性のない17項目もの
目標を設定したのは、政治家の
迎合的姿勢の表れと言えよう。

このような一貫性のない野望を
羅列したリストが作成されたら、
一貫性のある目標を選別し、
残りは少なくとも当面
後回しにするといった対応を
考えることが戦略家の役割だ。


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*ちなみに著者のプロフィール
 【リチャード・P・ルメルト】
 戦略論と経営理論の世界的権威。
 エコノミスト誌は「マネジメント
 ・コンセプトと企業プラクティスに
 対して最も影響力ある25人」の
 1人に著者を選んだ。
 マッキンゼー・クォータリー誌は
 「戦略の戦略家」「戦略の大家」と命名。
 研究者としてのキャリアを通じて、
 つねに戦略の最先端を切り拓き、
 戦略の系統的研究を推し進め、
 コアスキルに注力する企業こそが
 最善の結果を残すという考え方を提示し、
 卓越したパフォーマンスを出す企業は
 業界に左右されるのではなく
 個々の企業の能力によることを説明。
 リソース・ベースト・ビューの提唱者の
 1人であり、市場支配力をベースとして
 きたそれまでの戦略論を転換させた。
 ハーバード・ビジネススクールにて
 博士号取得【あら?】以下略。
 (念のため、Wikipediaより
  1942年11月10日・81歳)


ここ最近も強く感じる
政治家たちのポピュリズムに
走る姿勢が生み出した副産物、
それがSDGsとの「全部盛り」
かも(ゲップ!?)。

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内容は異なりますが、
そんな政治家の考えに対しては、
昨年末に開催しました
竹田先生セミナー】の
ダイジェスト動画でも、少し
触れたシーンがありました。


◆4000〜5000万円の「端(はした)金」など
 いちいち帳面に書入れていられるか!
 との浮世離れな考え方でないと
 政治家にはなれないと・・・

 (動画、2分20秒くらいから






*もとは「経営は文学では無い
 との名言でご紹介してました。


既に2回ほどブログに書いた

「経営戦略を突き詰めて
 研究される人は、
 洋の東西を問わず
 &規模の大小を問わず
 似てくるのかも?!」

 <その1><その2

その第3弾として捉えることも
可能かと・・・として、
締めさせていただきます。