昨年末に開催しました
竹田先生セミナー】。

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私が作成したレジュメには、
竹田経営システム」に至る
試行錯誤の推移をいくつか
過去の図を掲載していました。
私にとっては、ココを
「山場」と位置付けてました。
一種のトラップ

竹田経営システムz











ただ竹田先生は、いつも
以上にスローな話しっぷりで
進行していき、「山場」に
程遠いレジュメの半分以上
残して「定番ネタ」に持ち
込み、時間オーバーで終了。

そんな打合せには無い
進行だったので、終了直後
いきなり私が「山場」を
提示して、竹田先生を含む
皆さんにご覧いただきました。

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その図が、竹田先生2冊目の
著書『「利益時間」戦略』に
載った▼総合戦略図表▼です。



◆図表7−2 総合戦略図表


 私もかねてから戦略の研究に
 取り組んできた。分かりやすく
 する方法はないものかと、
 あれこれ思いめぐらした末、
 次の方法を考えついた。

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 図(総合戦略図表)のように、
 経営戦略は4つの中間戦略に
 よって構成されている。
 中間戦略の4分野を合わせた
 ものを総合戦略と名付けた。

 この4分野について、
 一通り理解し得るようになる
 には、「10ヵ年計画」で
 取り組むことだ。短期間
 ではマスターできない。

 しかも、この研究は仕事をし
 ながらであるため “独学”が普通。
 で、どうしても進歩が遅くなる。

 チャンスを見つけて、
 ランチェスター経営(株)
 教材で自主学習するのも
 1つの手だろう。






*以上は、以前のブログから引用。
 (昨年末セミナーでは図のみ)


その図とウエイト付に関して
竹田先生は、ジっと眺めて、


「その数字は・・・
 (少し間を開けて)

 何かの間違いじゃろ〜ぅ」


〜と、何かバツが悪そうに
お応えした上で、自分で
勝手にZOOM参加者に向け
て声掛けされて進行を。

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ただし質疑応答時間の最後、
締めの際に、また改めて
少し触れていただきました。

その際、竹田先生は、


「この当時は、まだ
 オペレェイションズ・リサーチの
 方法を勉強してなかったから、
 そうなったんだろうなぁ・・・」


〜と話されてました。

改めて先の▲総合戦略図表▲を
ご覧いただけると「驚!」なのが、


◆先の「総合戦略図表」より


*財務戦略:     25%

*製造戦略(商品戦略):25%

*販売戦略:     25%

*人材育成と組織戦略:25%



◆ちなみの「現在のウエイト付」↓
 (戦略四兄弟ポスターより)

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ウエイト付では「財務戦略」と
組織戦略」が現在よりも高く、
逆に販売戦略が低いです。
商品戦略は、ほぼ同じ)

確かに、ウエイト付は
告白された通り、まだ勉強
されてない時代で「適当」な
数値なのかもです(失礼)が、
注目は並んでいる順番。

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一昨日のブログ記事に、
竹田先生が昨年末セミナーで
辛口的に話された


◆実学と懸け離れた
「大学の経営学者」の実態に
 竹田先生が喝!







・・・大学の経営学者は、
自分で商品を売ったり、
自分でお客を作った経験が無い
から、具体性に欠けた思想に
近い抽象論だけしか話せない。

しかも、アメリカで考えられた
経営方法を輸入した後、これを
「卸売り(いわゆるコピペ)」
しているのが現状だと・・・


〜とのことは、もしかすると
竹田先生ご自身の過去にも
当てはまることなのかと。


◆竹田陽一の略歴


福岡大学経済学部を卒業後、
北九州の建材メーカー
就職し、経理部に配属
しかし算盤は全くダメ。
簿記知識も「ジェロ」で
ひどいお荷物社員に。
そこで簿記学校の夜学に
6カ月通学、幸い上司が
会計の名人(ハセさん)
だったので簿記をマスター
28歳のとき企業調査会社の
東京商工リサーチに転職し、
決算書の分析業務を経験。






その後、財務分析に
ランチェスター法則
応用することを考えつき、
ランチェスター財務分析
完成させた。

講演は33歳の時に始め、
今では4300回になる。


*以前の『簿記会計』DVD
 案内に記載された竹田先生の
 プロフィールより。


そんな過去は過去として、
これ以降も竹田先生が
中小零細企業の経営実態を
研究し続けたお陰で、
ランチェスター経営がある
のだと有難く思うように
せねばいけないのかと。
感謝&感謝。