経営の勉強をしても戦略実力が高まらない社長＜パターン３＞ : 伊佐＠ランチェスター経営、一言（多い？）ブログ

コロナ禍となる直前の、
年末に開催しました、
特別竹田先生セミナー
◆ランチェスター法則による
　「社長の実力向上計画」

当時の後記ブログから、

「もし業績が悪い場合、
　社長自身が、経営の
　中心的な各要因（テーマ）を
　一通り勉強した上で、
　それぞれの実力で
　平均以上の能力が無いなら、
　どこに原因があるか
　残念ながら判断できない。

　判断できないから
　業績が悪くても、
　中小企業の社長の多くは
　訳が分からないまま
　いらない儲け話に
　お金を費やしたりする。

　（例えば）簿記３級以上
　の知識がない社長だと、
　経営相談してても
　話しが噛み合わない。

　営業においても
　スポットセールスしか
　勉強してなければ、
　妙なテクニックばかり
　に凝ってしまったり
　『騙される方が悪い』
　とか思う（誰の事？）。
　リピート客作りなど
　考えてもいない。

　ついつい社長自身が
　得意なことしか　
　目が行かなくなる。
　そこばかりは手をかけるが、
　他はホったらかしたり
　他人に任せたりする。

　だから（私は）、
　社長はフルラインの
　勉強をすべきだと言ってる」

このことから、社長自身に
経営の中心的な各要因で
平均以上の能力が無いと、
どこに原因があるか判断
できないために、経営で
自分の得意分野ばかり
（特に真面目に）
勉強してしまう人も
多いと言えるかもです。

もちろん、これでは戦略実力が
高まることはありません。

★（以上が）経営の勉強をしても
　戦略実力が高まらない社長
　＜パターン１＞

＊これは（ほぼ同時）開催した
　ランチェスター法則応用の
　「１位の経営計画」勉強会
　での事例で検証済み。
　（お墨付きです）

この＜パターン１＞とは別で、
社長が経営の勉強をしても
戦略実力が高まらない場合が
まだあると、その時の
セミナーで、竹田先生は
やんわり話していました。

それは、以前からご紹介する
「社長の学習能力を高める」方法の、

◆学習に関連する４つの能力（大脳の働き）

１．見る能力、脳では「視覚野」

２．聞く能力、脳では「聴覚野」

３．話す能力、脳では「ブローカ野」

４．読む能力、脳では専門の領域が無く
　　「３９野」と「４０野」が兼任。
　　だからか個人差が大きい。

　＊最後の「４．読む能力」が低いと、
　　中学＆高校時代の「国語の成績」が
　　悪い。同時に下の傾向がみられる。
　　（いわゆる難読症）↓

１．文章を読むスピードが遅い。

２．文章に書かれた内容の理解能力
　　（読解能力）が劣る。

３．文章に書かれている内容を
　　要約する能力も劣る。

４．文章を読んだ後に大事なところを
　　記憶する能力も劣る。