世の中には、連携、提携、
同盟、連合、系列、協業、
ビジネスパートナーや
アライアンスなどなど、
自社単独でなく他社と一緒に
手を組むなどの経営手法を
パラパラ目にします。

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しかし、少し前に触れましたが、
ランチェスター経営(株)
(特に)『組織戦略』では、
「他社と手を組む経営手法」
に関して言及がありません。

根本的には、そのような
手法にまで及ぶと、経営の
原理原則があまりに複雑と
なりかねないでしょうから
解らないでもありません。

ただ、そんな考え方に
固執し過ぎると、


◆1社単独で頑張れ!


〜と解説しているのかと
勘違いする人も出てきそう。
(この点は実社会でも同じ?

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実際、そう陥りそうだった
私自身の解釈に柔軟性を
持たせる意味も含めて、
何度か開催したのが、


◆「外部も組織!?」
【ランチェスター組織戦略・応用】
 ZOOMミニ勉強会






また、この際ヒントとして
挙げたのが「M&A」に
対する竹田先生の考え方

改めて(備忘録として)、
旧版『戦略☆名人』DVDより、
「強者の財務戦略」の中から、


◆強者の財務戦略


・・・本とか講演会で
「M&A」との言葉が
よく出てくる。
これは企業買収を意味している。
 
強者の戦略の狙いは
「総合1位主義」にあるので、
必要によっては
本業に近い会社を買収して、
総合1位主義を狙ってくる。

つまり「M&A」は
強者の会社になる。

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ところが、よくよく見ると、
中小企業を専門・対象に
しているコンサルタント
税理士で、M&Aを
すすめているところがある。
しかも年々増えてきている。

市場占有率は低く、
自己資本比率も低く、
強いモノが何もない会社が、
本業と全く関係ない業種の
会社を買収するとどうなるか。

戦力の分散で両方とも力が落ちて、
全体がダメになってしまう。
ダメなコンサルタントや
ダメな税理士団体に
惑わされないようにすべき。

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弱者は、欲が深いことを
しないよう、くれぐれも
注意してもらいたい。


*若干、加筆してます。


〜と、竹田先生が説明する
ダメ条件をクリアできるかが
基準となるのかと。

ただ、この中で難しいのが
「欲深さ」との精神面
での基準なのかもです。
そうなると、やはり同様に
「他社と手を組む経営手法」
は、原理原則としては
言及していけないのかと
・・・少し納得。