以前からもご紹介しており、
未だに絶えないご質問が、


「・・・竹田先生は、
 『ランチェスター社長学
 の本では、哲学に通じた
 人格や人徳能力に触れてましたが、
 それ以降は触れてませんね。
 どうしてでしょうか?」


この理由に関しては、
当時のブログで3通りほど
考察していました。

*ご関心のある方は、
 リンク先をご確認ください。




ただ、竹田先生は当時、
『ランチェスター社長学』
の「人徳能力の高め方」で
いくつかの方法を
説明しています。
最近の「決め手がない
ではありません。

以前の以前のブログにも
このことを引用してます。


◆人徳能力の高め方





・・・どうすれば
人格や人徳などを高める
ことが出来るのだろうか。

日本人が、人を評価する
価値の基準は、中国の
儒教や道教を規範としている。

そのために人格や人徳を
高めるには、孔子の
「論語」の本を買ったり
「論語」のCDを買って、
年に数回学習する。

この学習を5年、7年、
10年と根気強く続ける
以外、他に方法がない。

こうしていると、孔子が
「習いは性格となる
 (習い性となる)」と
言ったように、何回も
学習していくと、やがて
これが身に付き、性格の
一部になるのである。


自分の「性格」を形成する
ような勉強を、少しずつだが
長期でするよう促してます。

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また、本の後半には、社長が
自己啓発に取り組む手順
説明しており、


◆社長は全分野の戦略が必要


・・・人間学と経営学の
2つを同時に研究すると、
関心が分散して両方とも
上手くいかなくなるので、
成果を出すには、
1つに集中して・・・

・・・人間学の分野は
性格や気質が深く
関係している。
性格や気質は
人間の本能に最も近い
ところにあるので、
これを直したり
高めたりするのは
とても難しく長い年月が
必要になる。

これに対して
経営戦略(経営学)
の分野は・・・
・・・練習量を多くする
と誰でも一定レベル
まで高めることが出来る。
 
戦略実力が高まって
業績が良くなると
心にゆとりが出てくる
ので、ほとんどの人は
人格も豊かになる。

社長が自己啓発に
取り組むときは、
まず経営戦略の
分野から研究を始め、
これが一定のレベルに
達してから
人間学の分野に移る方が、
早く良い結果が出せる。

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*逆の手順で取り組むと、
 直ぐには成果が出ない
 不安から、占いや変な宗教に 
 のめり込む怖れが大きいと。
 (追加で、竹田先生の
  古い講演テキストより)


ある面で言えば
衣食足りて礼節を知る」と
同じ過程を踏むのでしょう。




そんな経営戦略(経営学)の
テーマの中で、性格や気質
など人間性や人格に関わる
内容が含まれるのが
リーダーシップ』と
顧客対策』です。

これら2つの経営原則を学ぶ
と、戦略実力が高まると同時に、
後追いで人間性や人格も
高まってくるのです。
この人間性や人格は、昨日の
ブログで触れたように社長に
とって最重要な能力です。
(社長だけでありません)

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この点で、追伸的に先日の
ブログで触れた軽めの
結論」もお忘れなく。

『リーダーシップ』は
「学ぶ(学習)」よりも
強制的な「勉強」の方
当てはまるとしました。
(だから教材がイイ)
加えて、8大要因に無く
竹田ビジネスモデル」から
勉強テーマを考える方には
忘れがちとなってます。
どこ?↓)

4post3












逆に『顧客対策』は、
「戦略」だけではなくて、
もちろん「戦術」も含め
全社的な実行&個人として
実践も不可欠としました。
ウエイトも高いです。

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だからでしょうか。

この2つのテーマに関する
教材は、社長向けだけに
留まらず種類が豊富です。
営業が一番豊富ですが)

最長で10年ほど費やすと
してましたから、その間
学び続けてもらうため、
同じ内容であっても
手を変え品を変え・・・?

s217[1]

失礼、見聞き比べて違いを
味わえるほど揃ってます。
飽き性な社長様、ご安心を!
15年でも大丈夫?