今回のブログ・タイトルを見て↑
ピン!っと来た方は
竹田先生ツウです。
(ツウでも驚く内容あり)

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1988年に出版された
最初のハガキ本である
1枚のはがきで売上を伸ばす法
からの内容です。
(私は改訂版を持ってません)


◆工務店は営業の「手抜き工事」だ


・・・私は昭和46年、
太宰府市の農家から
115坪の土地を買った。




その農家の人が言うには
自分の知り合いに大工さんが
いるから、家はその人に
頼んでくれ、とのこと。

土地を買って1年して、
その大工さんに建設を頼んだ。

念願の自宅が完成し入居したのは
昭和47年10月28日であった。

この日は???
 (ランチェスター戦略を知る前
  であり、不思議な縁?)




資金の余裕はなく、
とにかく無理に無理を
重ねての建設であったため、
月々の支払いは給料の3割を超す
「設備投資過大型」の
苦しいスタートであった。


その大工さんから入居して
3カ月後の翌年1月1日に
年賀状が来た。

しかし、それから10年間は
音信不通であった。

ところが、昭和59年の正月に
11年ぶりに年賀状が来た。


なぜ11年ぶりに来たかと言うと、
その半年ほど前、福岡市南部で
大工さんや工務店さんの集まりが
あり、私がこの会に招かれて
講演をしたからである。

テーマは
「中小工務店の営業対策」

「営業力をつけるとは、
 一度仕事をさせて
 いただいたお客から
 支持されることである。
 そのためには、
 訪問の顔コミ、電話コミ、
 手紙コミを組み合わせて
 投入することだ」

「この3コミの投入が
 全くない音信不通型で
 お客を紹介して貰おうとか、
 増築をさせて貰おうなど
 という欲の深いことを
 考えてはダメだ。
 とりあえず、手紙から
 着手すべきだ」と話した。


そして、私も地元の太宰府市に
家を建設して10年になるが、
建設会社からは年賀状すら来ず、
全くの音信不通だ、
という体験を詳しく話した。

多くの参加者の中に、
私の家を建設した大工さんもいた。

後ろの方に、この人が
いることは初めから
分かっていたが、
かまわず話を進めた。

当の大工さんはバツが悪くて、
テキストで自分の顔を
隠していた。


こういうわけで、半年後の
正月に11年ぶり年賀状が来た。

その年賀状の裏に、
「深く反省しております」
と書かれてあった。

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その年に一番下の子供が
高校に進学したので
二間ある2階に、
もう一間増やす増築工事をした。

この他あちこちやり直し工事を
したので、工事費は締めて
160万円かかった。

この工事代金の送金先が
11年ぶりに年賀状をくれた
大工さんであったのは
言うまでもない。

これ以来、年賀状は毎年
来ている・・・


この項目に続いての
「畳業界の営業努力は最低」
では、もっと厳しい
実態まで触れてました。
(加えて役立つ情報も)


・自分の家の畳を入れた業者の
 名前を知っていますか?

 結果:0%



アメリカ西部劇でお馴染み
「ピストン」本体を作る会社と、
ピストンの「弾」を作る会社
とでは、どちらの方が
儲けたのだろうか?

OK牧場










答えは「弾屋」の方で、
(花火師?)
コピーの場合も同じく、
機械よりも紙で儲けている。
(トナーも?)

これは畳でも同じ・・・


なるほど&なるほど。

その他、毎度ながらですが
「全く出してない銀行振込のお礼状」
「ルート営業間マンもサボっている」

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この本の冒頭には、
「お礼状の実態調査アンケート」
が紹介されていますが、
現在にも通じた内容と
なっています。

こう考えると、古くに
出版された本の方が
生々しい書き方かも。
確かに個々の内容自体が
古いのは古いので、時には
誤字脱字&死語も見かけます。

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読みやすいのは5年ほど前、
あさ出版から出ました
1枚のはがきで売上を伸ばす方法

読みやすいから心に響かず、
実行にも移さず?

*ともかく「6月です」よ!