ランチェスター経営(株)
『顧客戦略』CD&DVD教材
で、作成を義務付けする
ように説明されている
「業務規則集」。

*「お客活動」マニュアルと
 捉えた方が解りやすいかも。

DSC01334

そのモノ自体、CDとして
業績向上の業務規則集』と
教材化されていますが、
あまりにカッチリまとめられ、
「規則」との名称もあり
かなり牛々しい内容です。
(こんな字↑は無い?)

教材として販売するので、
内容的に完成品でないと
いけないので、そうなら
ざる得ないのは当然。

ただ、いきなり教材並みに
自社独自の「業務規則集」
を作成しようとしても、
たぶん上手くいきません。
自社にとって一番大切な
お客との接点に関してから
取り組みを、スタート
されればとは思います。
(作り方は『顧客戦略』参照)

ましてや『業務規則集』
教材CDの冒頭には、
以前にも申し上げた
数値的な硬ぁ〜い説明が、
冒頭に延々と続きます。


◆中小企業の利益実態を知る


1.従業員1人当たりの粗利益
  /入社3年以上の人は知っておくべき


2.従業員1人当たりの純利益
  /入社1年以上の人は知っておくべき


3.従業員1人当たりの経費
  /入社3年以上の人は知っておくべき


4.労働分配率
  /リーダーと
   35歳以上の人は知っておくべき


5.人件費に対する純利益
  /全員が知っておくべき


6.実質上の時給
  /全員が知っておくべき
  (ご参考に、社長の時給は?


7.損益余裕率
  /リーダーと
   35歳以上の人は知っておくべき




8.1年の純利益日純利益貢献日
  /全員が知っておくべき


そもそも論として、取り組もう
とした社長様が、それぞれの
数値の意味を知り、自社の
数字を計算しておかないと
同業者比較もして)
本末転倒に・・・

IMG_5038












・・・が、ご心配なく!

そのために、チャンと
揃えております?

DSC01332












『社長の簿記会計』DVD
微妙に異なるタイトル
CD版もありますが、
こちらはオススメしません。

bokibig








(話を戻して)ともかく、
ランチェスター経営流の
(よりも、竹田先生式の?)
「業務規則集」を作成しよう
と思ったら、最低限の
簿記会計が解っておかない
とダメになるかも。

ですから↓下に「7」を追加。


◆簿記が解らない場合こんなことが起きる。


1.利益は出ているのに、税金を払うお金がない。
  なぜお金が足りないのか?

2.借入金を返済したので、
  今期は利益が多く出るはずだ。

3.社長が仮払金を持出したあと精算しないので、
  仮払金が何件もたまっている。

4.集金に行ったときに値引をしたり値切られたものを、
  そのあと値引の伝票を書かないので
  売掛金の残高が販売先と合わない。

5.経営はとても厳しいと営業マンを説教するばかりで、
  きちんとした根拠を数字で示さないので、
  営業マンは社長が言っていることが理解できない。

6.会計係や営業マンの使い込みがあったとき
  発見が遅れるので、使い込みの金額が多くなる。

7.「業務規則集」が作成できない。
  または説明できない。



*中小企業の社長で簿記3級が解る人は
 10〜15%だそうです。


以上『社長の簿記会計』DVD
その案内文裏面より。