◆酒は百薬の長とはいへど、
万の病は酒よりこそ起れ。
『漢書』食貨志には
「酒は百薬の長」とあるが、
『徒然草』で吉田兼好は、
気持ちを解放したり、
食欲の増進といった
酒の効用をいわないで、
飲みすぎによる弊害を
喚起しました・・・
*JLogos 全辞書一括検索より。
*該当する『徒然草』
第百七十五段、より詳細な訳は、
「 徒然草(吉田兼好著・吾妻利秋訳)」を。
少し前に開催した勉強会に
ご参加された方から、
お聞きしたお話で、
「この2〜3年くらい前から、
お酒は体にイイことなど
全く無くなったとの
科学的なエビデンスが
出回っています。
『酒は百薬の長』が
全く否定されました」
*ご参考までに、
悲報…「少量飲酒は体にいい」説を
否定する論文が発表されていた
結局「飲酒ゼロ」がいいらしい
(現代ビジネスより)
全く飲み会もなくなった
ちゅうどコロナ禍だったので、
この時は「本当かいなぁ〜」
っとしか思いませんでしたが、
少し調べただけでも、この
数年のデータでは同様な
調査結果ばかりでした。
(薬酒は?)
ただ、大手ビールメーカーでは
未だ「メリット/デメリット」を
列挙させて、最終的にPR?
(敢えてリンクは貼りません)
科学的エビデンスで全否定
されてしまった後、今では
「お酒(アルコール)」は、
それらを超えた、心理面や
価値観とかでのメリット
くらいしか残らないのかも。
または、文化や芸術か?
だから「若者のアルコール離れ」
が加速していくのか?
(コロナ禍で大加速)
そんなふうに思っていたら、
つい最近の日経新聞に、
とある最大手メーカーでは、
今まで主力だったビールと
ほぼ同レベルで医薬事業に
シフトしている記事が・・・
「ビールを飲むと
健康を害するので、
(同時に*)
当社のサプリメントで
健康維持を!」
*この場合「一石二鳥」て
言葉が使えるか不明。
〜ってな魂胆が見え隠れ?
(どのメーカも同じ)
いつの間にかドラッグストアで
正々堂々とタバコが売られ
出したのと同時に、PB商品
に「お酒」が出てきたり、
何でもあり〜な現代。
頭がこんがらかりそうに
なるので、この際だから
「健康経営」を目指す
(おせっかい過ぎる)
薬剤師さんにHelp!
ぜひ飲み会の席で。
(それこそ本末転倒?)
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