*今回の内容は、かなり私自身の
 独断と偏見に溢れてますので、
 関係者の方はスルーされてください。


◆The purpose of business is
 to create and keep a customer.

  Peter F. Drucker






この言葉は、10数年前の
ブログでも取り上げてきました。




それを竹田先生も各教材で、


・・・経営の本質は、
まず経営の源であるお客を
作り出し、次はそのお客を
維持しながら、お客の数を
多くすることにある、となる。
これは目的に通じる

part3_01_200[1]











*旧版『戦略☆名人』DVD
 などから(要確認)。


もっとも、竹田先生から
お聞きした出典元だった
『現代の経営』(日本だと上巻)
ドラッカー先生・著

70725e22















その原書である
The Practice Of Management
では、その部分が、


There is only one valid definition
of a business purpose:
to create a customer.

DSC04366














その日本語訳は、
 「事業の目的について
  正しい定義は一つ、
  それは顧客を創造することである」
 くらいかと。


ともかく細かいことは抜きで、
(失礼)
竹田先生も、同じ言葉(例えば↑
先ほどの「経営の本質」など)
を、たまに少し表現が異なったり
また誤字脱字(?)があったり
(これは竹田先生だけかも)
なので、ドラッカー先生も
同様だろうと思います。
(これまた失礼?)

総じて「purpose」は、
大会社における経営の目的
(中小企業では経営の本質)
の「目的(本質)」と
訳されてきたのだろうと。

DSC04610












そんな中で最近、耳にした
のが「パーパス経営」?

存在意義?


その頃、ちょうどNHK
朝のニュースで、某・大企業
の社長が出てきて、


「・・・40人ほど役員が
 集まる合宿があって
 『今のビジョンを
  言ってみてくれ』
 と言ったら、
 みんな覚えていなかった」

と振り返ります。




ちゃんと証拠が残ってます。


それは、おたく(貴社)が
作った化学調味料の摂りすぎで
役員全員の脳が × × れたの
ではないでしょうか?

ともかく、某・中小企業の
経営理念と同レベル
結果だったようです。
(いや、それ以下)




その「パーパス経営」ですが、
先日の『戦略社長塾』の際、
とある勉強熱心な社長様に
意味をお聞きしようかと
お尋ねしたところ瞬時に、


「パーパスって・・・
 その言葉、聞いた時に
 まるで、どこか国道沿いの
 サウナか、スーパー銭湯か
 そんな店の名前か
 何かかと思って・・・」


*もちろん「プロポース」と
 読んだりするのは論外。
 受け売り輩な証拠かと。


まさしく同意。

また私は、それ(サウナ運営)
をFC展開するノウハウ本
とまで思いました。




以前にも申し上げましたが、
日本ではバブル経済の崩壊後、
「経営理念」が大事とか
言われてきました。

それが行き詰ると、以降
「ミッション」が大事とか
「ビジョン」が・・・とか
(いかにも頭が良さそうな
 外資系かMBA系とかの)
経営コンサルタントが次々に
少し表現が異なる程度での
抽象的な言葉を巧みに操り、
ご自身の存在意義を強固に
してきたような・・・それは
それで「パーパス経営」の成功?
(失礼)

そんな根拠のない抽象的な言葉に
大企業が右往左往しているから、
日本のGDPが30年間も
変わらないのかも・・・

DSC01541












*それに近い言葉を数日前、
 (&1週間弱前にも
 竹田先生からお聞きしたような?
 いつの時代も変わらないか。