またまた過去に取り上げていた
のに、スッカリ忘れてしまい
思い出さずに・・・ショック!
(今回は言葉自体を)

先週に開催しました
ランチェスター経営ジム
戦略社長塾』各コース。
狭義の「戦略」について
解説していく中、思わず
【梯子(はしご)】云々とだけ
言って終わってしまいました。
(失礼)

改めてご確認願います。



第二十八計 
上屋抽梯(じょうおくちゅうてい)

屋に上らせて梯(はしご)をはずす


「これを仮(いつわ)るに
 便を以てし、
 これを唆(そその)かして
 前(すす)ましめ、
 その援応を断ち、
 これを死地に陥(おと)す。
 毒に遇(あ)うとは、
 位当たらざればなり」


わざと誘いの隙を見せて敵を引きつけ、
後続部隊を断ち切って包囲殲滅する。

敵がそんな結果を招くのも、
もとはといえば、こちらのバラまいた
利益にとびついたからである。

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(解説)

二階に上げておいてハシゴを
外してしまうことで、軍事上の
策略としては、次の2つの意味を
含んでいる。


1.食いつきそうなエサを
  ばらまいて、敵を暴進させ、
  後続部隊との連携を断ち
  切って、これを撃滅する。


2.自ら退路を断って背水の陣を
  しき、兵士が必死の覚悟を
  固めて戦うように仕向ける。


いずれにしても、ずいぶんと
思い切った作戦で、これを成功
させるためには、深い読みと
周到な準備を必要とする。

もう1つ「上屋抽梯」で注目され
なければならないのは◆◆◆
◆◆◆むしろ、こちらの方が
より現実的であるかもしれない。


*文庫本『兵法三十六計守屋洋氏・著


本来的には、この◆◆◆な
部分が他の本などでも重要だ
と説明されてます。

しかし、今回のブログでは、
上記「2」に関する事例で
この本でも最後に取り上げられて
いる会社について触れてます。


◆ハシゴを外して火をつける

 本田技研工業は、
 若い世代にアピールする
 チャレンジ精神に富んだ
 会社として知られている。
 それだけにまた、社員の
 創造意欲を喚起することに
 熱心だと言われている・・・

 ・・・本田技研のこのヤリ方を
 「2階へ上げてハシゴを外し、
  さらに下から火をつける」
 と評している人もいる。


この文庫本は2004年7月に、
元の単行本は1982年9月に
出版されてますが、この本田技研
のヤリ方はニュースなどで見る
限り、未だに継承されてるかと。


ホンダ流の改革は
2階に上げてはしごを外す

西雄大 日経情報ストラテジー
(2007.01.09)






ホンダの脱エンジン
2階に上げて、はしごを外す」戦略とは


神山純一(2021.09.03)





ここまでくれば(狭義の)戦略を
超越した「社風」なんでしょう。




そういう会社の創業者
若者につけを残したくない
とは意味深い内容でした。
(&改めて豪快な人かと)