つい先日のブログで取り上げた
NHK・Eテレで放送
100分で名著』【資本論
そのテレビテキスト

2021100me
















そこで、ご紹介したように
市場占有率(シェア)拡大
について触れている記述から
さらに読み進めていくと・・・

何と!?

*こちら↓【経営理念の制定】は、
 ランチェスター経営(株)での
 本格教材『経営計画の立て方』
 付録の「経営計画記入ファイル」
 その1ページ目です。

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そんな「経営理念」について
触れている記述も発見です。


【第3日】イノベーションが
「クソどうでもいい仕事」を生む!?

◆「経営者目線」や
 「AIがもたらす自由」のウソ


 ・・・F・テイラーは、労働者に
 (ご存じ、テイラーシステム
  科学的管理法を提唱した人)
 「最大の努力、
  最高に勤勉な働き」
 を自発的に発揮させようと
 しましたが、現代の労働者は、
 単に勤勉なだけでなく、
 「経営者の目線で考えて、
  自ら働け」
 と発破をかけられる。


 経営理念やマニュアルを
 叩き込まれるのは、
 そのためです。


 「経営者の目線で」
 という言説は、あたかも
 経営者のように構想させて
 くれるかのように聞こえますが、
 実態はそうではありません。

 *構想=(ある面では)戦略。
  実行=(構想の対で)戦術。
 (あくまでザックリした意味)

 経営者や管理職が「構想」
 した理念やマニュアルに
 従って──


 つまり、彼らの目線や
 意向を徹底的に内在化させて
 「実行」せよ、と言うのです。



 本来、構想とは、自分で
 自由に考え、判断する
 能力を意味します。 

 だから、裁量を与えられない
 ままに経営者目線で働くの
 であれば、現代の労働者は
 依然として「実行」して
 いるだけで、「構想」から
 は分離されている。

 それでも、従業員が
 「自分は“実行させられている”
  わけではない!」
 と思っているとしたら、
 疎外を感じないくらい、
 すっかり資本に包摂されて
 しまっているのかもしれません。

 労働者が、資本家目線で
 “自発的”に動いてくれれば、
 資本家にとって、こんなに
 有難いことは無いのです。

 
 また、以上の議論を踏まえれば、
 AIやロボットの技術発展に
 よって、自由な働き方が出来る
 という言説も眉唾ものである
 ことが解るでしょう・・・


 *この後、この学者が実情を
  知るため、ウーバーイーツ
  アルバイトを体験した話を
  続けて書いてます。

 *先日と同様、ココでは別の部分
  を太字に(目立たせたいので)。


何度か読み返しましたが、
ココでは決して良い意味で
書かれてません。

先日のブログと同じになります
が、経済学者の方が書かれた
ので(番組の指南役)、
世間一般的な大企業の話中心
で企業が動いているとの
考えなのかも知れません。
(その方のベストセラー著↓)

jisiyoca
















そんな大企業が中心となって
資本主義を牽引しており、
今では暴走を引き起こしている
(やはり「暴走」より「矛盾」?)
と捉えているのでしょう。

この解釈は、竹田先生にとって
非常に有難いことかも(笑)

そんな暴走を食い止めるため
ヒントとあるであろう、
ランチェスター経営での
「経営理念」に関する考えを、
冒頭で写真をアップした
【経営理念の制定】の文章
からご紹介します。


はじめに

経営理念の制定


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A.「経営」とは何かを正しく理解する。
  ドラッカーの本を3冊30回。

B.「理念」とは何かを正しく理解する。
   まずイデアを研究する。


C.空白にしておく勇気がいる

  他人が書いたものをマネたり、
  できもしないカッコが良いものを
  書くことが経営理念ではない。
  上記の2つ(経営と理念)を
  正しく理解してなかったら
  「当分の間、空白にしておく」と、
  正直に書くだけの勇気がいる。


たとえ大企業であっても、
全ての経営者が「A」と
「B」を済ませているなら、
経済学者からも先のように
思われないはずですが・・・
(世間一般も?)

皆さんもご参考ください。

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