会社規模別の、社長の
学習回数と学習時間について、
以前から何度も取り上げてます。

*加えて、仕事時間や時給、
 学習予算も含む【総括】あり。
 (是非ご参考ください




学習回数と時間との関係も
含め、説明されているのが、
ランチェスター経営(株)
教材『戦略☆社長』DVD

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そこからご紹介すると、
いつもより詳細に引用


◆学習回数を思い切って多くする


エビング・ハウス(独)は、
一度覚えたモノが時間と共に
どれぐらい失われたり、
内容が不鮮明になるか、
学生を相手に実験をした。

1週間後に7割、
1か月後に98%を忘れる。
忘却曲線

私(竹田先生)本を1回読んだ
私(竹田先生)のセミナーを数回
参加したは、0(ジェロ)同然。

*しかも同じ人ばかりなら信者に?

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・・・少し覚えの悪い人は
40回、50回と学習しない
と身に付かない。


学習のヤリ方は、初めは
6〜7回集中して学習する。
その後、3〜4カ月ごとに
繰り返し学習すると良い。


◇学習回数=学習時間

時間を先に作る方が上手くいく。


〜10人。 年に「100時間」
      月に「1.5〜2日」


〜30人。 年に「150時間」
      月に「2〜4日」


〜100人。 年に「300時間」
       月に「4〜6日」


1日当たり6時間。本気で学習する。


*若干、具体的に加筆してます。


ただし、規模別の時間(回数)
の差に関する根拠までは
ココでは示されていません。

*直前に、規模別の教育(学習)
 予算を説明する中では、
 「先行投資の比率」をベース
 に計算が示されています。
 (冒頭のリンクしたブログ参考

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竹田先生が書かれた古の著書
(古本ではなく「いにしえ」)
社長の力を三倍高める法
の中で触れられていたのは、


◆社長の学習時間

・・・社長として、
1年間にどれぐらいの
学習時間を充てればいいか
については、ハッキリした
答えは無い。

しかし、先行投資の比率と、
従業員数からくる仕事内容
の違いを考慮して計算する
と、次のようになる・・


〜との理由付けでした。

この「先行投資の比率」で
計算したかの記述も別にあり、


◆時間能力を高める

◇成功した社長は
 年間4500時間以上を
 20〜30年続けている


・・・休日も含めて1年間に
3200時間〜4100時間
仕事をする。

さらに、この時間の
3〜5%を戦略の研究時間に
充て、その日は身を入れて
戦略の研究をする・・・


別途、従業員数に関しては、
例えば、従業員20人以下の
社長向け経営戦略フルラインな
教材『小企業の経営戦略』CD
(スモールビジネス)では、
リーダーシップ」には言及
されてますが「組織戦略」は
無いことから明らかかと。
やはり、会社の規模的には
テーマ外なのでしょう。

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そのような話題を昨年、
ブログに書いた際にも、
旧版『組織戦略』DVDから


◆第5章 組織作りと社長の実力


はじめに

従業員が10人以下の場合は、
組織作りなど大袈裟なことを
言わなくても経営が出来る・・・


〜と説明していました。
(ただし、結論は出ずで
 ブログは「?」付タイトル

part3_09_210[1]










結局、規模が大きくなれば、
経営システムも高度化して
いろいろな分野に関して
勉強せねばいけなくなる
ような意味合いなのかと。

この意味合いからでは、
会社内部が起因のようです。

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ただ、このような規模別
での「社長の学習時間」の
理由付けが、少しづつ変化
してきているようです。

それを顕著に説明してるのが
社長の差別化学習法』で、
そのCD教材から、


◆学習日数を決める

・・・しかし、従業員が
30人を超すと経営規模が
大きくなるので、まず
商品の幅が広くなります。

次に営業地域も広くなる
ことから競争相手の数が
とても多くなり、中には
手強い競争相手が何社か
出てきます。

さらに従業員が多くなると
経営計画書作りを始め
として、販売用マニュアル
作りや従業員教育の仕事が
増加します。

この状態で業績を良くする
には、よりレベルが高い
経営戦略知識が欠かせない
ので、経営戦略の学習には
もっと力を入れ、戦略実力を
同業者の社長よりも高めて
おかなければなりません・・・

*ここで、学習時間を示す。

・・・もし、これを怠ると
競争相手に負けるばかりか、
会社のあちこちからムダが
発生するので・・・


ようするに、規模が大きく
なるにつれ戦略実力も高め
ておかないと、会社内部の
ことが原因でムダだらけに
なるよりも、まずは相対的に
戦略実力が低下して競争に
負けてしまうだろうと。

さすが「差別化」です。

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そのことが、今回の新教材
『経営の総点検』DVD
では、もっとバシっと、


◆社長の実行力を点検

◇質を高める

・・・30人以上になると
競争相手の数が多くなる
ので・・・


この教材の案内では、
経営計画では時間がかかり
間に合わない「非常時対応」
と書かれています。

竹田先生としても、内容的に
いつもながら言いたいことが
いろいろある中で、特に
重要なモノ、即効性のあるモノ
だけに絞っているはずです。
(それこそランチェスター!)

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もっと言えば、相対的な
社長の戦略実力の比較で、
学習時間(回数)が決まる
割合が高いのであれば、
自社の規模云々だけでなく、
競争相手の数やその動向
なども関係するのでは
無いでしょうか。

むしろ今は・・・
もっと長くなるので後日