昨日のブログの最後に、
蛇足で「会社の死」である
倒産に少し触れました。
そこで思い出しネタです。

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存在の薄い(失礼)改訂版
『社長の簿記会計』DVD
から、「強者の戦略」と
「弱者の戦略」を説明する中、


◆強者の戦略
 経常利益の補給力が
 強くなるので、思い切った
 「大胆な経営」が出来る。

◆弱者の戦略
 経常利益の補給力が
 弱くなるので、用心深い
 経営をしないと危なくなる。


*市場占有率など通常の条件
 や財務的な観点での細かな
 説明もされてますが、
 ココでは省略しました。


〜との対比をしてます。

その後、この考え方が
会計学には全く入ってない
からとの注釈をした上で、
それ故に、


「・・・社長の中には、
 競争条件が不利なのに、
 大胆な経営をする人がいる。
 こういう会社は
 やがて大胆に倒産し、
 大胆に夜逃げし・・・」

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ランチェスター経営的には
 「狂者の戦略」でしょうか。


「大胆な夜逃げ」であれば
直ぐにバレるのではないか
と、私など思うのですが、
この辺りは竹田先生
東京商工リサーチ時代の
経験からなのかも知れず、
触れずにスルーします。

その前の「大胆な経営」は、
逆にその大胆さを盛んに
アピールしているので、
傍から見てもバレバレ。

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(蛇足で)昨日も言及した
『戦略☆名人』旧版DVD
で説明される倒産原因を、
自社への注意喚起だけでなく、
競争相手の大胆さをチェック
するのにも使えるのかと。

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その点で、業種によっては、
市場占有率云々の条件だけで
なく、財務的な強者/弱者
の条件もしっかり頭に
置いておきましょう。

なお、この点については、
某・税理士さん(団体)では
全く理解不能でしょう
から、ご注意ください。
ランチェスター経営を
 勉強される方を除いて)