ご存じな方も多いでしょうが、
(いつもながら)備忘録で
取り上げます。


柔よく剛を制す。

【意味】

柔軟性のあるものが、
かえって剛強なものを
負かしてしまうという。

そこから、弱いものが
強いものに勝った時に
使われることもあります。

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【由来】

三略』中国の古い兵書。

「軍神に曰く、
 柔は能く剛を制し、
 弱は能く強を制す」

(兵法の書にいう、
 柔らかいものはかえって
 かたいものを押さえつけ、
 弱いものはかえって
 強いものを押さえつける)



【対義語】

◆剛よく柔を断つ。

剛強なものが、
柔軟なものを下すとの意味。

この故事成語は元々、
「柔よく剛を制し、
 剛よく柔を断つ」
という一文。

「柔らかいものと硬いもの、
 どちらにも利点があり、
 やり方によって相手に
 勝つことができる」
という意味の言葉です。

これが「柔道の父」である
嘉納治五郎先生の言う
柔剛一体」の精神
でもあります。

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*世の中のギモンを解決する
 メディア『スッキリ』に、
 一部、変更(追記)しました。


このことは、何度かご紹介の本

雑草という戦略
 農学博士静岡大学教授
 稲垣栄洋氏・著
 (日本実業出版社

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この中でも触れられてます。
それをある雑草に対して、
「しなやかに、いなす」
と表現されてます。

柔&剛、どちらも大切で、
それぞれ時と場合により
有利にも不利にもなると。
故に、時と場合(&局面)で
使い分けが必要なのかもです。




すると、同じ意味合いで
小よく大を制す」は・・・

*(確かに、竹田先生
 使わない言葉でしょうが)
 もちろん続きます。