また&また、コロナ禍で
ランチェスター経営的な
一点集中に対抗するような
記事を目にしました。
(覚えてるだけで4度目?)

NIKKEI STYLE出世ナビ
からの記事で(一部を引用)


◆「両利き」組織でコロナを乗り切る 
 新事業の見つけ方

 組織開発コンサルタント
 ・加藤雅則氏


 新型コロナウイルスの
 感染収束の見通しが立たない。
 中堅・中小企業経営者の間
 からは経営や事業の展望が
 描けず、悲鳴も聞かれる。
 リーマン・ショックを
 上回る経済停滞の難局を
 どう乗り越えれば・・・




「・・・このままでは
 間違いなく国内市場は
 縮小する、専業にこだわった
 『一本足打法』で
 勝機はあるのか、といった
 悲痛な叫びが届きました。

 著書で扱った
 『両利きの経営』のテーマが
 心に響いたのかもしれません」


「・・・今まで当たり前
 と思ってやってきたが、
 コロナによる経済停滞で不安
 が一気に顕在化したようです。

 企業経営では『選択と集中』が
 これまで良いとされてきましたが、
 いやむしろ反対で『選択と分散』
 が重要だと考えていいのではないか
 との声が出るようになってきました。

 まさに『両利きの経営』に
 通じる考え方です」


この加藤氏が今年3月に出版した
両利きの組織をつくる
英治出版
及び、昨年2月に出版された
両利きの経営
東洋経済新報社

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よく売れているようですが、
どちらもイノベーションに
際しての大企業の組織論的な
内容だと割り切って無視。

特に、後者のサブタイトルなど


「二兎を追う」
 戦略が未来を切り拓く


〜と、あまりにも一点集中と
真逆な考え方かとスルー。

それが、このコロナ禍で、
他のランチェスター経営的な
一点集中に対抗するような
記事に便乗して、急に取り
上げられた感が強いです。
(過去ブログに取り上げた順↓)










ただ、よくよく本文を読むと
今回も出版社のタイトル付に
ダマされた感が強い面もあり。
ここは毛嫌いするだけでなく、
そんな出版社を見習い(?)、
誤解を生みそうな今回の
ブログタイトルとしました。

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しかも「両利き」な人は
経営の世界だけでなく、
一般社会でも、ある意味
「天才肌」的な印象を
受けてしまいます。
(事実かどうかは微妙)

これには以前からも触れる


◆ランチェスター経営(株)
 の勉強と相性が悪い人は
 「要するに・・・





ですから、全く「両利き」感
の無いランチェスター経営。
以上で終了・・・

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いや&いや、強いてあげれば
強者の戦略/弱者の戦略の
「両利き経営」と言えるかも。


◆「同じ会社内で
  一律に同じ強者の戦略
  ・弱者の戦略など、
  あり得ないよ」と竹田先生・・・





4月末に開催しました
中小企業の成功戦略13カ条
実践発表(勉強会)
竹田先生セミナー
質疑応答時間より。

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ですが、多くは間違って
狂者の戦略」となる
会社を目にします。

右利きなのに、その右手
すら上手に扱えないままで、
左手も使おうとする人か。
まず、右手の扱いを上手く
することからスタートすれば、
このコロナ禍でも徐々に
乗り越えれるはずです。