私の勉強会では、何かの際に
ランチェスター経営(株)から
各利益表一式を、年度比較
などして解説することがあります。
2020年度は8種類

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最近も、リーマンショック後
トヨタ自動車が赤字決算だった
2010年度の各利益表一式を
ご覧いただきました。
(当時は4種類)


「折角この当時から、順調に
 数値が上がってきたのに、
 (黒字企業平均でも)
 今後は一気に
 下がってしまうのか・・・」


〜と異口同音のご感想。
(果たして、どうなるやら?)

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ところで、これら各利益表で
上場企業1人当り経常利益調べ」 
(本年度から資料6に格下げ)
以外には、【TKCより】と
右上に注釈があります。
ですから、TKCの会員
である税理士事務所を通じて、
似たデータを得ることは可能。
(かなり加工など必要ですが)

そんな全業種の年度データで
はなく、(各社の)各業種毎に
最新の同業者比較の数値が、
月次の帳表上に示されているはず。
(決算月には年度毎の比較)

*TKC財務三表システムの
 『月例経営分析表』に、
 (期中A型と決算B型) 
 示されてます。事務所の中でも
 そのホームページ上に、この表を
 掲載されている所もあるので、
 気になる方は↑ネット検索を。
 派手にピンク&黄色した表です。
 大本の(株)TKC自体
 掲載(公開)してないので、
 私自身ブログ掲載を控えました。
 その他の2表は↓下の動画
 一部を見ることが可能です。
 (3分55秒〜4分35秒)




ところが、最近になって
不思議なことを耳にしました。


「うち(当社)は長年、
 TKCの税理士さんに
 顧問を頼んでますが、
 伊佐さんが言うような
 同業者比較のデータなど
 見せて貰ったことありません」


何と!?

うぅぅぅ・・・(苦!)と、
私が悩んでも仕方ないのですが、
(一番考えられる料金面は別で)
この考えられる原因としては、
前にもご紹介した改訂版
「戦略☆名人」DVDから、


◆経営全体のウエイト付

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・・・以上より
経営全体でみると
簿記・会計は1%の
ウエイト付けしかない。

どこの会社が作った
パソコンの会計ソフトが
良いかは、会計担当者が
気に入ったモノを
使えばよい。




0.2%くらいの差は
経営に影響しない・・・


会計担当者が気に入った
ソフトがFX2でなければ
月次の試算表も違うシステム
で作成されてしまいます。

先のことは、よく竹田先生
セミナーなどで口にされる
ので、可能性は大!

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つい最近のブログで触れた
経理の専門家に対する考え方
と、この会計ソフトの件は
別なようであっても
実は同じですからね。
過剰納税は全く別です)

社長が望まれるデータが
(担当者が気に入った)
会計ソフトで提供でないなら、
どちらを変更すべきか。
そのことを指導的立場で
社長に説明できないなら、
その税理士は変更されるのが
会社のためでしょう。

また、もしかするとですが、
これだけのサービスがある
TKCのFX2(関係)
どのサービスを、どう活用
するか、社長もそうですが、
会員の税理士も正しく知る
必要があるかもです。
(私自身、既に浦島太郎状態




後は、個々人の相性もあります。
例えば同じ税理士であっても、



TKCの税理士は紹介しないで?





〜と、私に仰った人もいれば、


◆以前に「TKCの税理士は紹介しないで」
 と言われたTKCの税理士をご紹介





〜と有難がられた人もいます。

データ入力のソフトだけでは
なく、決算・申告書作成まで
(その集約した経営指標も)
を含めて、どこの会社の
会計システムも一緒では
ないのと同様に、どこの
税理士も一緒ではない
はずでしょうから。

tkckeikaku1












*蛇足ながら、竹田先生は
 TKC経営指標を 
 「最高に良い!
 「一番内容が良い!」と
 『経営計画の立て方』DVD
 褒めちぎっているのですから↑
 (だったら、それを使えば?)