「いつかは、街の
ド真ん中に進出して、
勝負しようと思ってる」
〜と、前々から虎視眈々と
考えていた知り合いの起業家。
このコロナ禍で、当初は
あらゆる機関に出向いて
新型コロナウイルス感染症の
特別貸付や各給付金など
手を尽くしてました。
(私にまで助言くださったり)
それが、いつの間にか
前々から目を付けていた
都会のビルに、ちょうど
空き物件があったからと
移転を英断されたとか。
しかも、社名も変更。
たぶん、このまま業態も
変更させるつもりでしょう。
(三密を避けるためにも)
「今じゃないと、
こんな決断はしなった。
リスクよりも
チャンスに賭けた」
これぞ、逆境をチャンスに
変える強(したた)かな
成功戦略とも言えるかも。
(成功すればですが・・・
ただ失敗はしないはずです。
ランチェスター経営を
勉強されたから)
*帯の言葉そのまま↑↓
『雑草という戦略』
農学博士/静岡大学教授
稲垣栄洋氏・著
(日本実業出版社)
この本で「変化への対応」に
焦点を当てた雑草の戦略として、
◆雑草の戦略
<変化を生き抜く条件>
1.弱さを見つめ、強みに集中する。
2.シンプルにすることで
新たな価値を生み出す。
3.できるだけ戦わない。
変化によって生み出される
新しい環境を捉える。
4.戦う場所はしぼり込む。
オプションはしぼり込まない。
5.安易な価値付けをせず、
多様であることに価値を置く。
今回の起業家の英断に
当てはまる点が多々です。
(戦う場所は、まさに!?)
また、株式相場の世界では
「逆張り」との言葉も
あるのですが、
◆逆張り
相場が上がっている時に売り、
下がっている時に買う手法。
(ちなみに逆に)「順張り」は、
相場が上がっている時に買い、
下がっている時に売る手法。
*コトバンクより
ともかく、これで今後、
私は西鉄高宮駅まで行く
機会が極端に減って・・・
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