またもや、コロナ禍で
ランチェスター経営的な
一点集中に対抗するような
記事を目にしました。


日経新聞お前もか・・・!?




*いずれの時期に↑リンクが
 切れてしまうと思いますが。


〜とのタイトルにしようかと
思いましたが、二番煎じは
避けた上、違う着地を。
(乞うご期待)


コロナ危機/産業断面図
・トップに聞く新常態(7月3日記事)

日立 東原敏昭社長
「選択と集中は限界」複合事業でリスク分散

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東原社長は
「選択と集中だけなら
 コロナ危機は回避できなかった」
と語る・・・(が↓下の記事を)




【追記】上は↑10月31日記事
結局は、新常態時代を勝ち抜く
ために社会変革軸に選択と集中
を断行を続けると・・・


本当、相も変わらずに
煽ったようなタイトルで
・・・と思いましたが、
実際のインタビュー記事内
でも同様に応えてました。

しかも、来期の業績予想を


リーマン・ショック後の
2009年3月期に日立は
7873億円の連結最終赤字
を計上しました〜との
記者からの問い掛けに、

「21年3月期は最終利益で
 前期比4倍弱となる
 3350億円の予想を
 公表した・・・」




*他でも↑強気の発言


パナソニックやソニーなど、
また同業以外でも業績予想が
未定の上場企業が多い中
早々にコロナ禍が収束し
V字回復を成し遂げるかの
考え方には〜驚!


ということでも無いですが、
少し調べてみました。
(時系列で)


ハード事業はもっと伸びる
 日立製作所 中村 豊明 執行役専務




 2008.09.19(リーマンブラザーズ経営破綻4日後の記事)



日立が7000億円の最終赤字に転落
 ただしITは堅調




 2009.01.30(結果として先述の決算)

*ついでながら、その頃に
 書いたブログ記事です。




今の4階は優良企業が入居



◆日立、HDD子会社を
 米ウエスタンデジタルに約3500億円で売却




 2011.03.07(トップが交代して、バッサリ売り払う)

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*子会社から呼び戻されての
 お二人なので↑↑カリスマと
 呼び難いような・・・


もっとも、竹田先生も以前
セミナー中、脱線ネタで、
以前に社名を伏せた記事より)


「10万人以上もの従業員がいる
 世界的な大企業の中にあって、
 今までにカリスマ的な
 個性の強い経営者が出ずに
 組織として優れた企業。

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 ドラッカー先生が言うような
 マネジメントの優れた、
 いわゆるトップ・マネジメントに
 卓越した企業組織と言っても
 言いのではないだろうか」

こんなふうに紹介されていた
日本のある大企業があります。




*当のドラッカー先生自身は、
 その企業を著書『マネジメント』で、
 「技術大家族(技術一家主義)」
 として取り上げています。


そうなれば・・・

それほどトップが優秀でなく
テキトーな戦略(の発言)でも、
社員個々人の能力がズバ抜けて
高かいが故に、卓越した組織
として目的を達成できる。

これは、日本のコロナ対策
(の成功)そのままでは?




そうなると、締めの言葉は
その時の新聞記事から
引用して、


・・・では、次の波を迎え
撃つ戦略は出来ているのか。
残念ながら・・・


「実に残念」とならぬように。