先週の日経新聞の記事に、
少し衝撃を受けました。
(または、大いに納得か)

Opinion 複眼
新型コロナ、次の備えは

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〜とのことで、国内外3人
の専門家と呼ばれる方々の中、
(その一部を引用)


◆戦略定め明確な目標を

シカゴ・グローバル評議会副会長

ブライアン・ハンソン氏
Brian Hanson





日本は新型コロナウイルス対策に
戦略性も一貫性も無いように
見えるのに、感染の拡大を
抑えることが出来た。
政策と現実のギャップが
これほど大きい例は他にない・・・

・・・決定打はないモノの、
成功例から得られた教訓を
上げるとすれば、戦略と
明確な目標が必要だということ。
対策が超党派の支持を
得ることも大切だ。
日本は例外で、何が起きたか
は謎に包まれている。

おそらく、成功をもたらしたのは
政府ではなく国民ではないか・・・


全体的にビシバシと
凄く厳しい文面でしたが、
妙に納得してしまいました。
身近な「不思議な勝ち」なの
かも知れません〜何とも。

加えて、3人の方々の
まとめ文章でも、


アンサー
残る課題、今こそ解決を


戦略なき成功。

新型コロナウイルス感染症の
大きな波を乗り越えた日本の
取り組みをハンソン氏の言葉を
借りて説明すればこうなる。

では、次の波を迎え撃つ
戦略は出来ているのか。
残念ながら・・・


・・・やはり残念。

これ以上は専門家の方々に
お任せして(若干は後述)、
こと経営に関しては、
「戦略なき成功」に準じた
「予期せぬ成功(失敗も)」は
イノベーションの機会。


予期せぬ成功と失敗を利用する。

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ドラッカー先生の著書
 「イノベーションと企業家精神」の 
 イノベーションの7つの機会から。


〜とのことを、ここ数年の
年末「計画勉強会」にて
説明しております。
昨年末の勉強会でも




そんな社内外の
「予期せぬ成功」は偶然だけ
ではなく、常に意識せねば〜
云々とドラッカー先生は
説明しています。

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(話しをコロナ対策に戻し)
もっとも、先のような
「戦略なき」状態に関して
4月末の竹田先生セミナー
でも、冒頭で話してました。
早々にお見通し

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戦略能力に長けた人は、
外部の「戦略なき」状態に
すぐさま反応できるとの
証なのかも知れません。

そうであれば、社内外の
「予期せぬ成功(失敗も)」
からイノベーションの機会を
掴もうと考える人は、同様に
戦略能力を高めておかないと。

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もしかすると、このこと
(機会を掴むこと)は
他の人からはすれば
単なる偶然としか思えない
のかも知れませんが、
やはり必然なのです。

*話しをまたまたコロナ対策
 に戻すと、日本国民の
 個々の能力はズバ抜けて
 高かったとなる・・・
 (戦略能力かは不明)