先月からスタートした
ランチェスター経営ジム
戦略社長塾」。
その初回&2回目で
1位主義売上主義
対比を、2通りで説明
してきました。

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そんな中、2回目の
終わりに、参加者から、


「(自分の)会社が
 売上主義の状況の方が
 実は社員にとって
 嬉しいんですよ」


〜と一言ポロリ。

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ただ、ちょうど2回目は
中座したりの関係
その一言で終了しました。
これをお聞きしていた
他の参加者が勘違いを
してそうで、実に後味の
悪いような終わり方
となりました。

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そんな状況もあって、
続く3回目の最初に、
本意を解説いただきました。
(一部は教材などの
 説明部分を引用)


売上主義で計画すると、
 固定費をベースとした
 前年対比で目標となる
 売上高を導き出す。
 (それには根拠はない
  主観的な経営発想)
 だから、社員としての
 固定給部分は保証される。

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 その目標売上高に対して
 (売上主義の社長の多くは)
戦略も戦術も関係ない。
 とにかく売れればいいのだ』
 とのバタビンを許すので、
 (自らバタビンな社長も大半)
 とにかく社員も利幅など
 考えない上、当たり前のよう
 に値引きなどして売上だけは
 確保しようと走り回る。

 こういう社員でも、
 戦略知らずの社長から見ると、
 『仕事熱心な立派な奴だ
 と映るので、よく頑張ったと
 安易に残業代を上乗せする。
 もちろん成果が出れば
 成果給として跳ね返る。

 このことは社員からすれば、
 働いた時間分だけは
 必ず給料が貰えるので、
 たとえブラック企業化に
 近い状態であっても
 黙って社長に追随する。

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 こうして会社全体が
 バタビン一色に染まる」


そんなバタビン経営の状態
であっても、右肩上がりの
業績のまま何とか黒字が
続いているなら、社長も
(肉体的な疲労は別にして)
社員も嬉しいんでしょう。

それが成り立つ時代かどうか
(若者の就労意識がお金だけ
 目当てでは無くなってきた)
も関係ありますが、それが
続くほど経営は甘くないかと。
こんな安売りで生き残るのは
(特に大手の)1社のみ。




そうでない会社であれば
社長自らが経営の勉強など
せずにいると、解らぬまま
自ずと終わりが訪れます。

これが「利益性の原則」で、
時として竹田先生が説明される


「1位になった会社の人は、
 これらを体験しているので、
 よく分かる。しかし1位の
 会社自体が少ないので
 知らない人が多くなり、
 そのことが常識となる」

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独立起業の成功戦略より抜粋。


〜との裏付けにもなるのです。

では、こんな売上主義の
会社を引き継いだ後継者は
どうすれば良いのでしょうか。
ヒントは「カエデさん」!?

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*リクエストがあれば続きます。