先日の続きです。

その先日のブログで、
冒頭の東大新聞オンライン
記事に書かれている
江副浩正氏の自伝
かもめが翔んだ日
朝日新聞社

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その古本を急いで買って、
内容を確認すると、


東大新聞

大学2年生の6月。
アルバイト委員会の
掲示板を見ていて、
「月収1万円/
 東京大学学生新聞会」
の掲示が目に留まった。
東大新聞の広告取りの
仕事、コミッション制で
月収1万円とあった。
詳しく聞くと、
これまでで一番成績が
良かった人の月収が
1万円だったとの話。
私は、お金の魅力で
そのバイトに就いた。

交通費は自前。
はじめは要領が解らず、
割に合わないバイトだった。
まもなく学生新聞は
破綻し、『週刊朝日
編集長扇谷正造さん
OBの拠出金を受け、
「財団法人
 ・東京大学新聞社」
となり、私は常務理事の
天野勝文さんの下で
働くことになった・・・


〜としか載ってません。
先のインタビューの方が
詳しく書かれてます。
(当然と言えば当然)

な・な・何と!?

古本であっても、
定価と変わらないくらい
の値(今でも)だった
ので、何とも・・・

ただ、よくよく本を
見返すと、下記のような
ことが書かれた紙が1枚、
挟まれてました。


拝啓

すっかり秋めいてまいりました。
お元気のことと拝察いたします。
さて、私の方は、リクルート
事件の判決も終わりました。
人生の節目を越えましたので、
私の回顧録
かもめが翔んだ日」を
朝日新聞社より
上梓いたしました。

(財)江副育英会は、
当初は苦学生
(大学に行こうにも
 お金がない)のため
の奨学制度として
スタートいたしましたが、
豊かな時代となり
学部の奨学生は既に
役目を終えて、大学院、
オペラ、器楽などといった
領域での奨学制度に
切り換えております。
回顧録に書いた私の
生い立ちや学生時代、
創業の頃の時代などは
皆さんの育ってきた環境
とは全く違ったモノです。

今、日本経済は停滞し、
かつ、国・自治体ともに
極度の財政難に陥っており、
その苦境から脱することが
難しい状態にあります。
すごろくの振り出しに
戻るということになる
かもしれない、
と思っております。

そんな思いがあり、
スカラシップ生
皆さまへ回顧録を
お届けいたします。
ご覧いただければ幸いです。

敬具

ezoezoe














平成15年11月吉日

江副浩正


それと「謹呈」と書かれた
小さな紙に↓「江副浩正」と。

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な・な・何と!?

これは自署でしょうか。
微妙な筆跡ですが、
サイン本」として
残しておきます。

また、ドラッカー先生
言葉もチラチラ登場してる
ので、時間があれば
目にしてみましょう。

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斧田先生が結んだ縁
なのかも知れません。
有り難うございました。