先日のブログの中で、
ドラッカー先生の著書
マネジメント・下巻
からの言葉を、飛ばし&
飛ばしでご紹介しました。

dmane












ご紹介した私自身が
まだ十分に腑に落ちて
ない内容だったので、
改めて抜粋します。


33章 経営開発と経営管理者開発

「開発の2つの次元」
◆自己開発
(下記では自己啓発としてます↓)
 本人、上司、会社

*途中を飛ばして

今日の経営管理者の精神と、
ビジョンと、業績にとって
必要とされていることは、
彼らが明日の経営管理者
になる人々を啓発するよう
にと期待することである。

およそ他人にモノを
教えることを余儀なく
されるほど、自分の
勉強になることはない。

これと同様に、他人の
自己啓発を手助けすること
ほど、自分の自己啓発に
役立つことはない。

実際、他人の啓発に
取り組むことなしに
自分を啓発することは
出来ない。

経営管理者にしても、
自分に対する要求を
高くすることが出来る
のは、他人を啓発する
努力を通じてである。

いかなる専門職業に
おいても、そこで最良の
業績を上げている人達は、
自分が訓練し啓発した
人々のことを、常に
自分が残すことの出来る
最も誇らしい記念碑で
あると見ている。


この内容から何気に
太字部分を強調しましたが、
(ブログ記事タイトルで
示したように)どうして、
他人の自己啓発を手助け
すれば、自分の自己啓発に
役立つと言えるのか?

・・・不思議です。

ここ数日、考えすぎて
ボ〜ンヤリとしています。
ココを読めば読むほど
ダラダラ理屈っぽく
モヤモヤ感が漂って
頭を痛めております。

ただ、後の文章から
結果としては、


「他人の自己啓発を手助け
 することで、自分自身を
 高めることが出来る」


〜と読み取れます。

ですから(極論ですが)、
他人のことなど関心が無く、
自分自身の能力開発しか
興味が無いような社長の
自己啓発というのは、
実はマスターベーションを
しているのと同じかと。
後継者を含め社員さんを
教育できないような人で、
勉強好きならば、単なる
自己満足の域を超えず。

なお、先の『マネジメント』
の文章の続きで、


何よりもまず、
今日の経営管理者と
生え抜きの専門職は、
自己啓発を行う
責任を負っている。

それは自分自身に
対してだけではなく、
自分の組織体に対して
負っている責任である。


*やはり、ベースには
 「経営の本質は責任に
  他ならない」があるのかと。


〜とあるので、他人の
自己啓発など関心が無い
となれば、会社を含め
属する組織体としても
無責任の烙印を押される
のは、やむなしかと。

それにしても、まだ
まだ腑に落ちなくて
モヤモヤ感が満載・・・
(この続きはコチラ↓)




ちなみに、この章の次には
あの有名な3人の石切工
話しが出てきます。