以前から何度か触れてます
竹田先生が人格や人徳能力
まで言及し紐解いている著書
ランチェスター社長学

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この本から、これまた
以前から何度も触れて
ますが、社長が自己啓発
に取り組む手順に関して、
(該当部分を抜粋)


社長は全分野の戦略が必要

・・・人間学と経営学の
2つを同時に研究すると、
関心が分散して両方とも
上手くいかなくなるので、
成果を出すには
1つに集中して・・・

・・・人間学の分野は
性格や気質が深く
関係している。
性格や気質は
人間の本能に最も近い
ところにあるので、
これを直したり
高めたりするのは
とても難しく、
長い年月が必要になる。

これに対して
経営戦略(経営学)
の分野は・・・
・・・練習量を多くする
と誰でも一定レベル
まで高めることが出来る。
 
戦略実力が高まって
業績が良くなると
心にゆとりが出てくる
ので、ほとんどの人は
人格も豊かになる。

社長が自己啓発に
取り組むときは、
まず経営戦略の
分野から研究を始め、
これが一定のレベルに
達してから
人間学の分野に移る方が、
早く良い結果が出せる。


〜と、一般論的な書き方
で説明されてます。
(妙に甘口かも)

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これに対して(たぶん)
当時の講演テキストである
社長の自己啓発」では、
バシっと辛口で、かつ
具体的な描写も交えて
説明されてます。
(その9ページ後半から)


性格・性質を変えるのは難しい

社長の実力は、
人間学の「人間の分野」と、
経営学の「経営の分野」と
2つで構成されます。
(テキストでは下記から)

前者の「人間の分野」は、
願望(量)や向上心(質)、
また人徳能力などで、
本能だったり性格や
性質に起因します。
さらに、人は
自己中心に考えたり
行動するという
どうしようもない
本性を持ってまず。

そのため、
ヤル気が出るセミナーに
2〜3回参加したり、
あるいはお坊さんから
有り難い話しを
2〜3回聞いたぐらいでは、
何の変化も起きません。
これらを短期間で
直すのは非常に難しく、
長期計画で取り組む
必要がある。

*ただし注意点あり(後述)

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つまり、
人間学に劣る人が
これらを高めることを
優先して先に取り組むと、
成果が出ない不安から、
占いや変な宗教に
のめり込む怖れが
大きい・・・(続く↓)


たぶん竹田先生は、
調査会社時代も含めて、
占いや変な宗教に
のめり込んだ社長を
何人も見てきている
のかと思われます。

もし皆さんの周りで
そんな社長様がいれば、
2日前を覚えてますか?


他人の自己啓発を
手助けすることほど、
自分の自己啓発に
役立つことはない。


〜との(大切な)ことから

今夏お盆前に開催する
竹田先生・特別セミナー
ランチェスター式
社長の自己啓発
お誘い合わせご参加を
お待ち申し上げます。

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(本題に戻りまして)
肝心の先ほどの続きです。
(9ページ最後の最後)


(続き)・・・ただ、
◆◆◆ように注意して、
実力が高めやすい
経営分野から先に
取り組むのが失敗
しないヤリ方になる。


(冒頭でご紹介した)
ランチェスター社長学
を始め、今までなら単に
「長期計画で〜」的な
書き方で、否定もせず
肯定もせず、大人の
対応で収めてました。

それをこの部分では
「◆◆◆(10字ほど)」と
注意点として基準を
設け示しています。

なるほど〜でした。

*だから今回、古い
  このテキストを使って
  セミナーをお願いしました。

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この詳しい内容は、
セミナー当日に委ねます。
ご期待ください。
(竹田先生が全く触れず
 に終わるかも・・・
 他人が引いたレール?)

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ただ、そのヒントと
なるような記述を、
テキストのあちら&
こちらで見受けられました。
抜粋しておきますので、
ご参考ください。


・願望は並外れて高いが
 性悪説がひどい人は
 社会的大罪を犯す。

・仕事は出来ないのに
 昇進意欲だけ強い輩。

・拡大欲は人一倍強いが
 戦略の研究をしないと
 いずれ倒産する。


こちらもご参考ください。


ともかく、取り組む手順を
間違えてしまわぬよう、
ご注意願います。
こちらで再確認を