少し前に、盛んにオススメ
した、ランチェスター経営
とあるCD教材の中から。

そんな私からのオススメに
屈して 納得いただき
ご購入されたお客さん
から、何度か聞いた後で


(弱者の会社が生き残る方法)

・・・既に大きく成長
している商品の「弱点」を
見つけ、その弱点部分に
根を下ろすことになります。
いわゆるコバンザメ商法
この例になります・・・

・・・こうすれば、
少ない労力で高い実績を
上げることが出来ます。

kobano














コバンザメ商法
 (はてなキーワードより)

集客力がある店舗や事業所、
観光施設などの近くで
商売を行う商法のこと。
大型の生物に吸着して
移動して身を守りながら、
おこぼれを狙うコバンザメに
ちなんで、このように
呼ばれている。

(もちろん教材テキストには
 注釈も挿し絵もありません)


〜との内容に関して、


「なぜ、この教材の
 ここの部分で急に
 コバンザメ商法と
 出てくるのでしょうか?

 確かに、内容として
 『弱者の戦略』で
 間違いないですけど。
 ただ、何だか
 得した気分です」


〜とご質問されながら
またまた納得いただいた
ので、これはそのまま
スルーしました。

私自身、この教材CDで
「コバンザメ商法」と
触れられているなど
気付きもしませんでした。
失礼しました。
(やはり言霊のせい?)

tiikisenryakubig









また、調べてみた限り
他の教材の中でも
触れられてないばかりか、
この教材の旧版でも
同様な文脈での説明が
ある中でも、決して
「コバンザメ商法」との
言葉は出てこず終い。

DSC05130




















ただ「コバンザメ商法」の
先ほどのはてなキーワード
での一般的な意味では、
本来の小判鮫(コバンザメ)
の正しい生態を表しては
いないようです。

その点、以前にご紹介した
農学博士の稲垣栄洋・著
弱者の戦略』(新潮選書
の中では、


第8章 強者の力を利用する

・本当のコバンザメ戦略

Echeneis_naucrates











〜と詳しく書かれています。
せひ読んで欲しい本なので
敢えて抜粋してご紹介する
ようなことはしません。

ただ、この「コバンザメ戦略」
の意味で、コバンザメ商法を
説明していた記事を見つけ
ましたので、ご参考で
ご紹介しておきます。


日経×TECH
(日経クロステック)


言えない大事
コバンザメ商法
(物語調)


何となくですが、
ランチェスター経営を
コバンザメ商法的に
取り扱ったような人
この「小判ざめ商法」を
間違った意味で使用して、
それに竹田先生が警鐘を
鳴らすために、教材に
取り上げた〜とは、
考え過ぎ?

あの黄色い表紙の本
  で再確認しましょう。