少し触れました、先週末の
「独立起業★若手社長塾」。
起業家とは別に、もう一人
ランチェスター経営（株）の
カセットテープ時代の
フルセットを、途中まで
聞いたことがあった方。














そのフルセットから、何かと
『絞れ、絞れ』としか覚えて
いなかったとか。その上、
社長である叔父さんの強引な
経営手腕に嫌気がさしたと。

その頃、同じランチェスター系
の青い本で（竹田先生が共著）

「天職は？」

〜との問い掛けがあり、
その天職（好きなこと）を
考え直して、叔父さんの
会社を飛び出したとか。
そして「やりたいこと」を
見出し、それをするため
資格取得の勉強に没頭。

その方が会社を飛び出し
辞めた後、会社は一気に
ガタガタになっていき
一時、休眠状態に。









ようやく資格を取得して
開業後は、デザイン力で
順調に業績を伸ばされる。
そして関連性のある業界と
関係を密にして業務を
展開していこうと考え、
休眠状態だった叔父さんの
会社を復活させた上で
後を引き継いだとか。

しかし、そんな会社で
誰も働こうとも思わず。
結局、パートやアルバイト
しか集まらないので、そんな
人たちでも十分に接客
できるような客層を対象に、
少し特殊な商品を中心として
売り込まない営業を展開。
自然と集客も順調に。









この話しをお聞きして、

「それって、
　見事な絞り込み。
　すごい客層戦略と
　商品戦略では？」

と、もう一人ご参加の
起業間もない士業の方や
私がお尋ねすると、

「確かに想定外に
　上手くいってる。
　しかし、想定に反して
　折角苦労して採った
　資格の仕事とは
　関連性が無いまま」

だから勉強に来られたとか。

もしや、思い通りの仕事が
「天職」と思っているのかも。
（そう書いてましたっけ？）














ちょうど鑑賞するＤＶＤ
「独立起業の成功戦略」
業界・客層戦略で触れられる
「非関連な多角化」では
そこまで悪い分析ではなし。

逆に、考え方によっては、
ライバルとなるガツガツ
営業のＦＣ系同業他社よりも
有利な立ち位置でした。














ただ、それぞれの会社が
どうして遠く離れた場所に？
（よほど嫌だったのかも）

そのことに、ご本人が
いち早く気付いたのか、
最後の最後に、

「やはり両社とも廃業させて、
　私一人になって
　開業し直した方が
　良さそうな・・・」

そんな考えも当初からお持ち
だから「独立起業★若手社長塾」
にご参加されたようでした。












なお嫌気がさしそうなので、
教材ＣＤはオススメせずでした。
（ＤＶＤはドンドンＰＲ）