少し前に聞き知った
PIMSプロジェクト
(市場戦略の利益効果/
Profit Impact of Market Strategies)

pppiims












その研究結果から、


「市場占有率(シェア)が
 高くなれば、利益率も高くなる」


との関係があるとか。

具体的には、市場占有率に
10%の差があれば、
平均して税引き前のROI
(投下資本利益率)には
5%の差が生じるそうです。

こう聞いても、あまりピン!
っと来なかったので、思わず
身近な経営コンサルタントの
方にお尋ねしてみたら、


「それは欧米とかの
 巨大企業の話しよ・・・」


そう言われたので、当時は
そのままスルーしました。
しかし、よくよく考え直すと
その方が唱える「利益性の原則」
も、日本の上場企業における
データから導き出した法則。

であれば・・・立場は同じ?

lanchs











昨日のブログで触れた
「市場占有率の原則」勉強会 
を開催するに当たり、改めて
その当時に参考としていた
(株)富士通マーケティング、
ICTのmikataコラムに
掲載されていた記事で、


第04回 経営者による事業の見方(1)
     ─ 経営の一般原則


マネジメントテクノロジーズ、
LLC  代表 尾田 友志 氏


こちらの「PIMSの一般原則」
を備忘録的に残しておきます。

*備忘録なので、内容への
  ご質問は無いように。


PIMSの一般原則

1.あらゆるビジネス状況は、
  基本的に同じ市場法則に従う
  傾向がある。


2.その市場法則は、多様なビジネス
  全般の観察から得られた業績
  《ROIやキャッシュ・フロー(CF)など》
  の約80%までが説明できる。


3.業績結果を規定する主要因は、
  その重要度の順で、次の
  9つを挙げることが出来る。

� 崚蟷饅乎翕戞�
  投資集中度は、一般に利益比率
  と純CFにマイナスの
  インパクトを与える。

�◆崟源裟�」
  1人当り生産性(付加価値)は、
  業績全体にプラスの影響を持つ。

��「マーケットシェア」
  相対市場シェア(競争大手
  上位3社のシェア合計と
  自社シェアの比率)は、
  利益とCF双方にプラスの
  インパクトを持つ。

�ぁ崑仂飮埔譴寮�長性」
  対象市場の成長率が高い場合、
  利益額にとってはプラス、
  CFにとってはマイナス、
  利益率にとっては無差別の
  影響を持つ。

�ァ崟宿福Ε機璽咼垢亮繊�
  顧客から見た高品質は、
  全ての財務業績結果に
  プラスとなる。

�Α屮ぅ離戞璽轡腑鵑蛤絞眠宗�
  シェアの高い企業の場合、
  イノベーションや差別化は
  プラスの業績、シェアが低い
  ときは無意味になる傾向がある。

�А嵜眥湘�合」
  市場が成熟・飽和型なら
  垂直統合はよいが、
  成長・衰退段階なら
  垂直統合は悪い業績となる。

�─屮灰好半緇此�
  コストの上昇は業績に
  複合的なインパクトを与えるが、
  上昇分を顧客に転嫁したり、
  内部吸収しうるなら問題ない。

��「既存戦略努力」
  既存戦略の変更は、別の戦略
  のプラス、マイナスを作り、
  業績全体に複雑な
  インパクトを与える。


4.上記9要因の戦略結果は、
  複雑に絡み合って決まる。
  したがって、1つのみの要因と
  業績の関係を単純に考えるべきでない。


5.業界や製品特性を越えて、
  戦略要因と業績との関係には
  法則性が存在する。


6.戦略と業績との因果関係は、
  時間とともに明白になっていく
  傾向がある。


7.ビジネス戦略は、その基礎が
  しっかりしているほど
  業績向上の確率が高く、
  逆なら失敗の確率が高くなる。


8.戦略は明示的であるほど強い。


以上は、既にご存じな方も
多いかも知れませんが、
(MBA系なら当たり前?)
ご参考にいただければと。

majared









ただ、コレを参考にしても
マジシャンの市場占有率は
全く解りません・・・