かなり以前(以前の以前)、
(株)ハードリングの軍師
岡漱一郎様から推薦された本
兵法経営要典大橋武夫氏・著

DSC09374
















何気にご紹介しようと、
先日の「経営実践ジム
復習勉強会に持参を。

DSC09371DSC09369







すると参加者の悩みに
ドンピシャな言葉を発見!

ただ有名な言葉でしたしので
釈迦に説法かと思いましたが、
この部分をご確認いただくと、


「目から鱗でした!」


とのことでした。

ある意味「知らぬが仏」で
悩んで&悩んで苦労されて、
ご自身で解決されるのを
待っても良かったのですが
まだ多くの課題もありそう
でしたので〜早めに一言。

DSC09370












まさに、本の「はじめに」で
著者が書かれていたことと
同様な状況ではありました。

ご参考までに、その部分を
下記に抜粋しておきます。


まえがき


兵書には、経営に役立つ
貴重な名言が無数に
散りばめられている。

兵法と経営とは本質的に
違ったモノであるのに、
まことに不思議なことである。
しかし、よく考えてみれば、
これはしごく当然なことで
あり、不思議でも何でもない。
兵法も経営も、人間集団を
組織立て、その力を効果的に
発揮することを主とする
ことにおいて、全く共通
しているからである。

さて、われわれ経営者は
時に絶体絶命の境地に
陥ることがある。
そして苦しみに苦しみ抜き、
絶望の極致において、
やっとの思いで、これだ!
と悟ったようなことを、
たまたまページを繰っていた
兵書の中に発見して驚く
ことが少なくない。
そしてそれが二千数百年も
前の古典である場合には、
人間はいったい二千年モノ
あいだ進歩しなかった
モノなのだろうか・・・
といぶかり、あれほど
悩む前に、なぜこの本を
読まなかったのか・・・などと、
自分の無駄な努力に
恥じ入ってしまう。

考えてみれば、私は今まで
兵書を読まなかった訳ではない。
否、この本に掲げた名言も
すでに幾度か見たり聞いたり
したモノばかりである。
それにどうして彼らの忠告に
気付かなかったのであろう。
・・・要するに私の受信機が
悪かったのである。
いくらよい電波が飛んできても、
受信機が悪くてはこれを
捕らえることが出来ない。

古語の
「心ここにあらざれば
 見れども見えず、
 聞けども聞こえず」
であり、目や耳はこれを
捕らえていても、頭脳にまで
は届いていなかったのである。

どんな名言でも繰り返し
読まなければ忘れてしまうし、
同じ名言でも、読むときの
心境によって異なった意味
となり、その感応度にも
強弱があるから、何度でも
読まねばならない。
また忙しい日常活動を
しているわれわれは、
あんな名言があったはず
だが・・・


帰宅され早速、amazon かで
中古本を買いますと。
戦国時代は僧侶が軍師
とも言われているので
さすがです・・・が、
お坊さんではございません

DSC09373












なお、この本を紹介当時、
瞬く間に約20倍もの値に
跳ね上がったことがございます
今なら1,000円以内と、
私が買ったときよりも
安くで手に入ります。
(2018年6月2日現在)

また、今が旬(?)な話題の
リーダーシップ(統率)
ついても綴られてますが、


まず売ってから商品を作れ!
 孫子/軍形篇より


と考えさせられる解釈も
書かれています〜お早めに!