・・・孫子が2500年前に
「勝算なきは戦うな」
と教えているから、
このルールを守ればいい。
勝ち目がない戦いはしない。
上記は、何度かご紹介している
ランチェスター経営(株)の
教材「戦略☆名人」DVDで
「競争目標と攻撃目標の分離」
で竹田先生が説明してます。
続けて、こちらは口頭での
説明は無いのですが、
(注)小が大に勝つ方法
というテーマの本もあるが、
これは明らかに間違っている。
と、敢えてテキストだけに
注釈として書き加えてます。
これは、何かの本の
「指桑罵槐(しそうばかい)」
なのかも知れません。
この「孫子の兵法」で触れる
同じ謀攻篇の、同じ文章の
「(故に兵を用うるの法)
10倍の兵力なら・・・
劣勢の兵力なら退却する。
勝算なきがなければ戦わない」
に関して、武岡淳彦氏の著書
である「孫子の経営学」では、
「弱者の戦略は原則的にない」
との項目名で(要約して抜粋)、
『・・・孫子はここで、
「少なければ逃げるか避けよ」と
言って「戦え」とは言っていない。
有利な状況での作戦を重視し、
不利な状況での行動を戒めている
ので当然だが・・・弱者には
戦う戦略はないということだ。
後述するように、実力を行使して
敵と戦う弱者の戦術はある。
しかし、実力を行使しての
弱者の戦略はない。では、
孫子に弱者の戦略は全くないと
言ってるのかといえば、いや
実力行使をしない謀(はかりごと)
を伐つとか、交わりを組むといった
外交・謀略の戦略なら大いに
使えという。戦わずして勝つ
ために大いに推奨すべきだ・・・
・・・また、企業間競争が
戦争と違うのは、弱者が
強者を避けて「強」を増す
方法があることだ・・・
・・・故に、
「衆寡の用(しゅうか
/兵力に応じた戦い)」
を知る者は勝つ・・・』
なお、この部分の冒頭は、
以前にもご紹介していた
(同時に先の一部もご紹介済み)
「ランチェスターの法則も
書いている孫子」
*途中で、「ラ法則」とも
略された表記がありますが。
また同様に以前、この本は
「陶山訥庵の戦略」も
書かれているとご紹介済み。
どちらが先に勉強されて&
どちらが後で勉強されたか、
今週末8月5日(土)の
竹田先生セミナーでの
質疑応答時間に尋ね・・・
るのは難しそうなので(苦笑)、
直前の勉強会で、ご参加の
皆さんとゲスト講師とに
ご意見をお尋ねしましょう。
「竹田ランチェスター研究会」
研究成果の発表で追加!
*その前に今日でも直々に・・・
(セミナーの打合せも未だですし)
コメント