思わぬ失態があり、予想以上
の体力を消耗したために、
手短なブログご了解を。

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つい先日にご紹介した、現在、
17項目まで増えた(?)
竹田ランチェスター弱者の
経営戦略・・・と同時に
強者の経営戦略13カ条。
(せっかくなので後述↓)

それぞれの経営目的は、
ほぼ同じ「1位作り」です。

竹田ビジネスモデルにおける
横軸の実行手順で、目的を
「1位作り」としているので、
当然と言えば当然ですが、
それが強者では「総合的」で
弱者では「部分的」かの違い
だけです。ただし、それぞれ
真逆な意味なので要!注意。

竹田先生の最新講演テキスト
早解り・ランチェスター戦略
だと、ほぼ見開き2ページで
見比べることが出来るので
解りやすいかもです。

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この判断は、過去の自社と比べ
どうなのかではなく、あくまで
客観的に下す必要があります。
相対的な判断力が問われます。

これが出来ずに、主観的な判断
だけだと、少し前に取り上げた


◆まず自社の強味と弱味を考えると
 「売上主義」の経営に走りやすい








と似た状況に陥り、いわゆる
一見、弱者の戦略と思っても
実は強者型の戦略だったとの
狂者の戦略」に成りかねません。

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これは、竹田先生ご自身も、
セミナーなどで、


ランチェスター経営
 勉強して、弱者の戦略を
 実践していますが、
 上手くいきませんと
 相談に来られる社長に、
 営業地域を尋ねると
 その7割近くが
 まだ広域化している」



「特に最初、営業地域を
 狭めに決めていても
 しっかり結果が出るのは
 必勝の戦術力を投下しても
 3年〜5年はかかると
 言っているのに、
 これが耐えきれないのか
 ドンドン広がってしまう
 〜それが、ほとんど」


こう繰り返し話しています。
何度か聞かれた方も多いはず
ですが、「解る」と「実行する」
とでは異なるのでしょうか。

また、競観、顧客観をもって、
しっかり情報収集をしても、
戦略構築の段階で主観的だと
広域化したり、はたまた
実行の段階で主観的だと
結果を求めて広域化したり
と様々かも知れません。

もっとも「したい」「やりたい」
ことだけ仕事にすると、戦略
自体がない経営に陥りやすい
ので、論外でしょうけど・・・
こうなれば「戦略」自体がない
ので、最後は狂って終わる

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結局、先にも触れたように
竹田ランチェスター経営を、
似顔絵名刺ロゴマーク
お礼ハガキニュースレター
などの戦術っぽいモノと、
自己都合で勉強するのと同様、
決して1位にはなりません。
(もっと結局、長文になった・・・)

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(・・・その長くなったついでに)
自分自身の経験だけで
物事の判断をする
「井の中の蛙」にならず、
他人が経験したこと(歴史)からも
学んで失敗を回避していきましょう。

★8月5日(土)「失敗から学ぶ」
  夏季特別セミナー勉強会


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【強者の経営戦略 13カ条】

第1条. 強者は総合で1位になることを目ざす

第2条. 強者は2位を攻撃目標にし
      2位との差が10対6以上開くようにする

第3条. 強者は市場規模が大きな商品に力を入れる

第4条. 強者は商品の幅を広げ
      弱点を作らないようにする

第5条. 強者は商品開発に力を入れる

第6条. 強者は人口が多い大都市に力を入れる

第7条. 強者は営業地域を広くし
      盲点を作らないようにする

第8条. 市場規模が大きな業界と客層に力を入れる

第9条. 強者は卸会社を使った間接販売を重視する

第10条. 強者はマス広告を使用する

第12条. 強者は工場や事務所は自社所有にする

第13条. 強者は弱者が新製品を出したり
       今迄にない営業方法を実行したら
       直ちに同じやり方をする


*詳しくは「ランチェスター戦略」を
  応用「強者の経営戦略」と
  「弱者の経営戦略」についてより
 (もちろん8月5日(土)も言及予定)