昨日に参加した「一日中小企業庁」。
冒頭に中小企業庁のエライさんが
話しをされたようです。

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もちろん、私は途中参加なので
後で資料を見ただけです(笑)
その後半、


「中小企業・
 小規模事業者政策の概要」


を見た限り、多くの支援事業と
補助金&助成金の紹介があり。
やはり、


「われわれ公的機関は、
 ちゃんと仕事をしてます。
 予算を減らさないで」


との身内への訴えを、
ページの多さなどから伺えます。
何とも色とりどりの資料。

〜とは別に、前半の


「中小企業・
 小規模事業者政策の現状」


から不可解な資料を発見。

その「売上と収益」として、
大企業との比較し10年間ほどの
経常利益と売上高の推移を示すと
ともに、この6年間で経常利益が
増加した要因を分析して一言、


(9)売上と収益

中小企業の経常利益は過去最高水準

・しかし、経常利益の増加額を
 要因別にみると
 人件費や変動費の減少が
 主な原因で、売上高は
 伸び悩んでいる。

hakusyo2016





















*この詳細は、2016年版
 「中小企業白書の概要」を


この前後に(大企業との比較で)、
経営者の高齢化や、人手不足、
生産性の格差、設備の老朽化、
IT投資の課題、借入が鈍化との
資料があり、言いたいことは


「借金してドン!っと設備投資し、
 雇用を生み出しましょう。
 それでも経営が危なくなったら
 こんなに補助金&助成金、
 よりどり〜みどり〜♪」


とのことで、続いて先のような
多くの支援事業と補助金&
助成金の紹介があります。
これで、身内も納得かと。

jinjinjia











ここで疑問が・・・

次の特別講演で話された、
神奈川県秦野市鶴巻温泉
元湯・陣屋の宮崎社長様は、


陣屋コネクト(何と東芝製?)
 を導入して5年間で
 従業員が120人から40人に、
 人件費が5千万円も減。
 付いていけない社員が
 辞めていった」

*もちろん売上もアップしてます。
 

って話してましたが??

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また以前、「福岡経営実践ジム
で、メイン講師(株)ハードリング
軍師・岡漱一郎様が解説された
老舗企業の収益構造」から


売上と粗利益率が
5年間も変わらないのに、
経常利益がアップしていくのが
一位主義の「利益性の原則」


と紹介しました。

そんな「一位主義」など、
今回の資料からは見出せず。

収益構造2








逆に、先の「経常利益の推移」から
ザックリ計算すると、


・大企業の1人当たり経常利益は、
         69.1万円

・中小企業の1人当たり経常利益は
         15.4万円


とのことで、その「大企業を良し」
とするのか疑問が残ります。

この資料、明日の「戦略社長塾」で、
恰好のネタとさせていただきます。