先日に「シャボン玉」経営として
ブログに書いた中で、京セラ
稲盛和夫さん「アメーバ」経営
との言葉を出しました。

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そう言えば、竹田先生も以前、
感謝コミ』の本の中で、
同じような「アメーバー」を
経営に応用させ取り組むような
説明がされています。

その一部を引用してご紹介、


◆アメーバーに学ぶお客作り

業績向上の方法を考える時、
とても参考になるのが、
アメーバーやぞうり虫など
単細胞動物です・・・

動物とは、生きていくために
欠かせないエネルギーを
「自分自身の体内」で
作り出すことができず、
必要なエネルギーの全てを
「外界から獲得」している
ものを指します・・・

アメーバーは、1ミリの
10分の1以下と小さい
ですから肉眼では見えません。

アメーバーは、中心に
細胞核と呼ばれる「DNA
があります。
その周りに細胞体と呼ばれる
ミトコンドリア」があり、
これが手、足、触角は
もちろん、消化器の役目も
果たしています。

アメーバーは休憩している時は
パチンコ玉のように「球体」を
していますが、エサを探しに
行く時はこれが目玉焼きの
ように平べったくなり、
波打ちながら移動します。
動いている時にエサに当たる
と全力でエサを取り囲み、
エサを細胞体の中に取り入れます。
そのあと消化液を出してエサを
溶かし、栄養を吸収したら、
エサを取り込んだところ
から外に捨てます。
つまり、アメーバーは
細胞体のどこもが触角と口に
なっており、同じところが
尻にもなっているのです・・・

*この後、「ぞうり虫」や
  「ヒドラ」「ミジンコ
  「糸ミミズ」を列挙して、
 同様な説明が続きます。

・・・この手順は、
人間も同じになっています。



◆お客と接するところを敏感にする

会社という組織体は、動物と
同じように、生きていく時に
欠かせないエネルギーを会社
内部で作り出すことができず、
必要なエネルギーは全て
お客から得ています。
もしお客がいなくなると
会社は生きていけなくなり、
やがて死んでしまいます。

組織の構成や組織の中での
各人の役目から考えると、

・従業員3人以下の会社は
 「アメーバー」と変わらず

・4人〜6人までは「ぞうり虫」

・7人〜9人までは「ヒドラ」

・10人〜15人は、「タコ・イカ」

どうも信じられないという人は、
「ぞうり虫」や「ヒドラ」と会う
機会があったら聞いてください。
必ず同じように言うはずです。

・・・もともと経営力が弱い
会社が多い従業員30人以下の
会社が生きていくには、まず
お客と接触するところの触角を
敏感にし、次にお客を探し出す
ために、全カで取り組まなければ
なりません・・・

・・・ちなみに動物は、
エサを取ったらすぐ「酸」を
出してエサを溶かしますが、
経営では報いを求めない
「親切な心」を出すことに
なりますから、考え違いを
してお客に塩酸をかけたり
硫酸をかけたりしないよう、
くれぐれも注意してください。


以上は、昔からの竹田先生流
顧客対応」での鉄板ネタみたい
で、割と有名だと思います。
ただ「アメーバー」との語句は、
あの古い広辞苑でも載ってません。

*【アメーバ】は、元々ギリシャ語で
  「変化」の意〜とは載ってました。

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語源にうるさい竹田先生です
から、どうやら筑後弁かと・・・