昨日のブログでご紹介した
「バタビン」&「セカビン」
戦術社長に続けて、
ある意味で真逆な勘違い
社長である「元帥」社長

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なお、この古い竹田先生
講演テキストだと「元帥」社長は、
社長の奥さんではありません。
(それは別の機会に?)

立派な「目的・目標」は掲げるが、
狭義の戦略」は無いままで、
従業員が自主的に対応すべき
とする、大会社の社長のように
勘違いする従業員100人以下
の中小企業の社長です。

そんな社長は「元帥病」に
かかってしまうとか。

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その症状として、以前にも
「戦略☆名人」DVDから、
「攻撃目標」としてご紹介した


ダメな社長が経営している会社や、
もともと業績が悪いボロ会社を
攻撃目標にすると良い。

具体的には、

1.二代目社長で朝が遅く、
  経営に本気で取り組んでない。
  高級車に乗って、交際費を
  ジャブジャブ使っている会社。

2.創業社長でも途中で、
  公職、名誉職を多く引き受けて、
  お客を放置している会社。

3.社長が経営戦略の研究をせず、
  従業員に文句ばかり言っていて、
  従業員がヤル気を無くしている会社。

4.納期が遅い会社。

5.顧客対応が悪く、
  お客の評判が悪い会社。


に重なる面が多々あります。

これら以外で興味深いのが、


「全員が社長だ!」

「社員みんなが
 社長の気持ちで仕事しろ!」

と言う割には、誰か社員が
自分独自の考えで仕事をし始めると、

「オレに相談もなしで、
 なんで勝手なことするか」

と文句を言う。


ともかく、そうなれば社内の
人間関係が悪くなり、仕事の
出来る人から辞めて独立する。
独立した人は、大事な得意先を
持っていくので、元の会社は
ドンドン業績が悪化していく。

その内の何社か倒産すると、
社長個人の資産も差し
押さえられ無一文になる。
これを「元帥コジキ」と。

*今では若干の差別用語
  ため、ここではカタカナ表記に。

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なぜ、こんな「元帥コジキ」が
世にはびこるかと言えば、


社長が元帥になれるのは、
従業員1万人以上の会社に
限られ、日本では(当時)
100社ほどしかない。

*今では非正規&グループ化
  などで若干の変化があるかも。


そうなる原因が、いくつか
列挙されている中、最後の
最後に驚くべき新人が登場?


・原因の5つ目は、
 中小企業の社長が
 「タイショウ」と
 呼ばれることがあげられる。

 *原文もカタカナ表記です。


え!?

誰が「タイショウ」って?

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ただ、この古い講演テキストでは
後半のページに登場となるので、
先輩も全く何もメモ書き無し。
たぶん竹田先生も触れることなく
終わったのかも知れずで、
真相は〜なぞ?

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そう言えば、ランチェスター経営
での大先輩塾長さんで、自らを
大将」と名乗ってた方が
いらっしゃったような・・・

確かに、先のような元帥病に
かかった社長が、交際費を
ジャブジャブ使ってくれると
儲かる職業柄だから?

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取り立てて、ランチェスター経営
の教材「戦略☆社長」DVDは、
従業員100人以下、とりわけ
10人〜30人規模の社長が
タイショウ(対象)です。