先日のブログ、話しがドンドン
脱線して、「商品戦略」から
洋服の青山」まで飛んで
しまったので、改めて当初に
書きたかったネタを・・・
(途中まで先日の要約

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JR九州グループ会社が経営する
居酒屋「うまや」が、東京にまで
進出して話題になった当時、
竹田先生がセミナーなどで、


「会社名には
 “九州”と付くのに、
 なぜ東京に進出か?
 しかも、非関連の飲食で」


と盛んに揶揄してました。

セミナーで、この反応が良かった
場合、竹田先生は続けて


西鉄は西鉄で
 “西日本の鉄道”と
 名乗っておきながら、
 海外にまでホテル
 作っちゃって」


社名に、都市名や地域名を付け、
ランチェスター経営地域戦略
勉強した・しないに係わらず、
いかにも「地域密着」を謳った
会社は多くあります。

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JR九州にしろ、西鉄にしろ、
そこまでの大企業となれば
その地域を越えて全国展開や
海外展開もあるでしょう。

*ちなみに「地域密着」の
  反対語は「全国展開」だと。

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そんな大企業までになると、
「地域密着」は既に昔のことか
・・・と思いきや、JR九州も
西鉄も(たぶん他の大手も)、


それぞれの地域に密着した
地域交流・地域貢献を!


などと、苦しいながら微妙な
メッセージを発してます。

ただ、それが広域営業であっても、
資金力が豊富な大企業ならば


広域営業の重視

多くの営業マンを配置でき、
1人当たりのテリトリーを
狭くして営業密度を高めて、
業績をアップするだけでなく、
盲点も無くすことが可能。


と、「地域戦略」DVDでは
強者の概念で触れています。

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しかし、同じく社名に都市名や
地域名を付けて、いかにも
「地域密着」を謳う中小企業も
大企業以上に多くあります。
当然と言えば当然。

それでいて、同じように
広域営業をした上で、


それぞれの地域に密着した
地域交流・地域貢献を!


とのメッセージを発するのは、
苦しいだけとしか見えません。
いや、本当に苦しむのは
その社員かも知れません。

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それは、無謀な広域営業をする
中小企業のたいていは、
経営コンサルタント
言われるがままであり、
ほとんど大企業のやり方
マネた狂者の戦略中心です。

しかも、そのコンサルと連んだ
人事コンサル人材紹介会社
通じて、盛んに求人募集を
するので、一見、その地域の
雇用に貢献するかのようです。

ただ、そのほとんどが薄給で
入社した社員は地域どころか、
会社にも定着できなくなり、
まさにブラック企業化

こうなれば逆に、会社名に
付けた都市名や地域名に、
汚名を着せかねません。
これなど本末転倒。

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以上のことを肝に免じて、
私も伊佐市」に地域密着?
いや「ランチェスター」に?
(本当は、どちらも人名神名?)