以前に、他県の地方都市から
勉強会へご参加されていた
若い後継者の方から
お聞きした話しです。

「自分は、父親の現会社や
　修行していた会社など
　親族中心の中小企業しか
　勤めたことが無かった。
　
　どちらの会社も、
　会議や話し合いもなく
　上からのワンマンな
　トップダウンで
　仕事が進んでいた。

　それではダメだと、
　いろんな先輩からの
　勧めもあって、
　地元のある経済団体の
　Ｊに入って、その点を
　大いに学びました」

また別の後継者の方からは

「大学から東京に出て行き、
　そのまま東京で就職を。
　しかし、先代の父親が
　体調を崩したので
　会社を継ぐべく
　実家に戻りました。

　自分が幼い頃からいた
　古株のスタッフとの
　衝突に右往左往する日々。

　そんな問題を、幼少期の
　友達に相談してみると、
　地元のある経済団体の
　Ｊに誘われ入りました。
　同じ境遇の先輩も多く、
　助けに乗って貰いました」

なるほど、地方都市だと
そのような学びの場が
少ないんでしょうね。

〜と同時に、最後には
お二人ともから、

「そんな先輩方に
　お世話になった分を、
　残り数年間は
　恩返しに徹しないと。
　今後は持ち出しで
　資金的に大変ですよ」

ともかく、人脈にも恵まれ、
良い機会を得たんだろうと
本当に感心しました。









少し前に、地元・福岡の
同じような後継候補者が
同じ経済団体のＪに関して
尋ねてきました。

聞けば、仕事で恩師のような
方から、その経済団体に入る
よう強く勧められたそうです。

私自身は関わってませんので、
先ほどのような聞き知った
話しをご紹介しました。

しかし、福岡だと他にも
多くの学びの場があります。
また、恩師のような方も
団体には関わって無いとか。

その方の唯一、知り合いで
その団体に関わっていた方に、
いろいろ尋ねたそうです。
お聞きした話しをまとめると

・その後継候補者の会社が
　対象とする専門業の方は、
　その団体には関わりなく、
　全くビジネスには
　結びつかないだろう。

・しかし、その後継候補者の
　現在の年齢から入れば、
　トップにまでなれる
　可能性は大いにある。
　それは「凄い」ことだ。
　チャレンジしてみては？

何が「凄い」か訳が分からない
ようで、私へ助けて〜状態で
お越しになったようです。

私も何が「凄さ」か解りません
が、数年前、その経済団体に
関わった方からお聞きした
話しを思い出して、

（その当時は、ちょうど
　オバマさんが大統領に
　就任直後だったので）

「福岡だったら
　トップにお願いしたら
　会わせてあげるって
　言われたよ。
　福岡だからね」
　
事実かどうか不明ですが、
そんな「凄さ」が福岡の
その団体にはあるのでは？

こう伝えても、オバマさんに
興味が無く、またビジネスにも
繋がらないなら価値がないと
言わんばかりに、首を何度か
横に振って立ち去りました。

その後、どうされたか
音沙汰はありません。










いろんな多くの団体があり、
それぞれを否定までいたしません
が、ランチェスター経営と
相性が良い団体もある一方、
お断りの団体もあるかと。