つい最近も「純利益表」の件や、
建築業界の「粗利益額」など、
ランチェスター財務戦略
関連の話題に触れてきました。

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そんな、竹田先生独特
ランチェスター法則を応用した
財務戦略で、かなり以前に
少し触れていた内容から。

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その当時社長の著書も有名
だった(株)ワイキューブが、
民事再生法の適用を申請した際、


急成長企業は倒産率が高い


とのタイトルで、竹田先生の解説
によるメルマガが配信されました。

そのメルマガでは、注意点で
ベンチャーなど急成長企業の
「自己資本均衡の損益余裕率」
を取り上げていました。

しかし、続いて書いたブログ


社風と自己資本比率
 との相関関係」


の中では、言葉だけですが、
「自己資本均衡の経常利益率」
とB/S側にも触れてました。

これは、どれだけ経常利益率を
確保すると自己資本比率を
崩さないで大丈夫なのか、
売上高経常利益率を中心に
チェックする指標だとか。

*計算式は分数が占めるので
 ここで示すと、ますます
  分かりづらくなるので自粛。

実は、この計算式の中には
「経常残留率」と見慣れない
言葉が出てきます。

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当時は、先の「損益余裕率」を
中心にご質問いただいてました
が、後の「経常利益率」は
何となくスルーした覚えがあり。

解らなかったのか、その当時の
ワイキューブは関係なかったか。

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ところで、最近になり「財務戦略」の
内容に、いくつかご質問をいただき、
その中で出てきたのが
この「経常残留率」

会計の専門用語では無さそうです。
しかし言葉尻で判断できるかも。

ただ、ランチェスター経営では、
物理好きな竹田先生による
独特の用語発音)がありますが、
これは化学か?生物学か?

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しかも、以前に勉強会をした後で
竹田先生にお尋ねしたら、


「あまりの急成長な会社に
 関する指標だから、
 それほど注意しなくて大丈夫。
 滅多に必要としない。
 でも、オリジナルだから
 知っとくと役立つよ」


とのことで、一般的には
ご安心でしょうか。

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これも、売上主義に陥る場合が
多いことからくるのでしょう。
だから「社風と自己資本比率
との相関関係」と続きます。
納得です!

関係ありそうな急成長企業の方、
ぜひ「財務戦略」でご確認を。