昨日は、ランチェスター経営(株)
一部の代理店さんを中心で、
お客の評判で地元No.1になる法
DVDに関する研修が、竹田先生
講師により開催されました。

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詳しい内容は、そのDVD
「顧客戦略」教材で確認ください。

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ただ、話しを聞きながら、
再確認した点を列挙します。


・新規客の開拓から着手すると
 思った以上にお金がかかる。

 製造・卸売業などでは、
 年間で7〜10%ほど
 死亡・廃業を含めて
 お客が流失している。 

 現時点で取引がある、
 お客と人間関係を良くして
 取引が切れないようにする、
 「顧客維持対応」が、
 お金のかからない経営改善。



・世間一般で「顧客対応」と
 呼ばれるのは、お辞儀の仕方
 など礼儀作法が中心に。
 
 それら大企業向けの対応が 
 中心となっており、その延長で
 「新入社員に電話を取らせる」
 などまでが常識となっている。

 お客との接点に磨きをかける
 必要がある中小企業だと、
 その対応が間違っていることは、
 自分がお客の立場になれば解る。
 
 粗利益の発生源であるお客に
 会社全体のエネルギーや
 関心を向けるように努める。
 

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・「お礼状」の良さ・効果は、
 私がハガキの本を出す前から 
 言われ続けている。

 それなのに、中小企業で
 「お礼状」が実践されない状況は、
 今も全く変わっていない。

 「お礼状」を実践するには、
 ハガキを買ったり、イラストを
 揃えたり、例文を考えたりと、
 それほどお金はかからないが、
 手間の掛かることが山盛り。 

 中小企業の社長は、日常で
 資金繰りや雑用が多いため、
 手間の掛かることまで
 頭が回らない。

 だから何もせずに終わる。
 それが40年以上も
 続いているのが現実。

 *この話し続きは、こちら



・そんな中小企業の社長でも
 当初は横目で見ていた
 こんな「顧客維持対応」で 
 成果が出てくると、
 ダンダン欲が出てきて
 ドレドレと関心を示し出し、
 ようやく自主的に動き出す。


やはり、地元でNo.1を目指すには
そこまで手間暇が必要なのかと。

そう思う反面、No.1になれば
本当にお客がお客を呼んでくる
事例や、逆に何も手を打たずだと
他社の評判が高まったり、
大企業が進出したりしで
お客が流失してくると、
いとも簡単に倒産してしまう。

そんな事例も、竹田先生から
お聞きしました・・・怖ろしや。

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また、今回のテーマとは離れた
脱線した話題の中で、
(倒産事例の延長ですが)


「食事をするにも、
 わざわざ流行っていない
 お店ばかりを選んで入る。

 流行っていない理由を
 観察するようにしている。
 
 繁盛店よりも、
 流行ってない店の方が、
 共通性があり勉強になる」


これには、なるほど!!

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まさに、「経営の失敗学」や、
負けない経営」通りです。

故に、「顧客戦略」の第一段階
である「不便をかけない」に
通じるんでしょう。

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さすが!!
倒産企業を1,600社
取材した実績の持ち主です。

やはり取材魂が染み付いている?
そんなお店に「名刺を置いてくる」
とかは、本当にスゴイです。

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こんな竹田先生による、思わぬ
貴重な経営談、4月29日(祝・水)
お聞きできます。
少人数でセミナー開催予定!