先日ご紹介しました日経新聞
夕刊「こころ」の特集記事、

【宮大工の育て方
 /小川三夫さんに聞く】


◆放り出し待つ 気づくまで◆
   刃物研ぎ自らを磨く


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には、注釈のような続きの話が、
別に書かれていました。
(一部を抜粋してご紹介)


◆上がいたら組織がよどむ◆
  棟梁退き見守る流儀


30歳くらいまで働き、
基礎が身に付くと独立していく。

「これからという子を出す
 のはもったいないけど、
 上がいたら組織がよどんで、
 下が育たないからね」と。


なるほど〜です。

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これは、何かにも当てはまる?

会社経営に?

他にも・・・(内緒


なお、棟梁に一番大事なのは、

「全責任を負うこと。
 それができなければ、
 物をつくるんじゃねえ
 ということですね」


これこそ、ドラッカー先生
マネジメント(日本語版)」
抄訳やエッセンシャルでは無い

冒頭「日本語版への序文」の中で、


「経営の本質は
 “責任”に他ならない」

 とのことを、
 明治を築いた渋沢栄一
 世界で初めて見抜いた。


述べたことに通じます。

建築も経営も全く同じ、
&宮大工も経営者も同じ、
と言えなくもありません。

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ところで、先に触れた
「上がいたら組織がよどむ」
にも続きがあります。


「いつまでも自分がいたら
 後進が育たない」

と60歳で棟梁を退いたが、
引き続き若者たちと一緒に
寝泊まりし、現場に立つ。


「本当は早く1人で
 仏具でも作りたいけど、
 まだ許して
 もらえないみたいで」

安易に流れる時代に抗う
(あらがう)ような流儀で、
弟子たちを見守り続ける。


まさに今から↓竹田先生
見守っていただきます。
有り難うございます。

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竹田が言(ゆ)うとります
じゃ〜ダメですからネ。
頑張りましょう!