最近、ちょこちょこ「経営理念」に
ついて調べものをしております。

周りで「経営理念が大事だ」と
ばかり言い放つ人が多くなって
しまったので、その理論武装を
するためにも(苦笑)

なぜ、「会社の数字」は達成されないのか?





















ところで、竹田先生の著書、

なぜ、「会社の数字」は
 達成されないのか?

を読み返すと、少し興味深いこと
が書かれていました。
(以下↓その一部を抜粋)


「経営理念」は必要か?

経営計画書作りの本を読むと、
必ず出てくるのが「経営理念」
という言葉です。

しかし、経営理念については
中身がない上に怪しいモノが多い
ので、冷静に語源を確かめて
みる必要があります。


先ほど説明したように、経営計画が
始まったのはドラッカー先生
提唱によるモノです。

しかし、ドラッカー先生は経営理念の
必要性については説明していません。
しかも、アメリカから入ってきた
マーケティングの本にも経営理念に
ついての説明は詳しく書かれていません。


日本で経営理念の必要性が
説明されるようになったのは、
1992年頃からです。

しかし、1番初めに経営理念の必要性
を言い出した人が誰であるかは、
私が調べた限りでは、
はっきりしませんでした・・・


この1992年頃って、
日本で何かありましたっけ?

前年は、私が某・(株)TKCに
入社した年ですが・・・となれば

バブル崩壊と重なる!?」

その影響で、一気に業績が悪くなり
倒産会社が多々続出してきたので、
抽象的で不可解な「経営理念」が、
もてはやされ出したのでしょうか。

CIMG0293























先の文章の続きで、締めには、


・・・昨今の企業による不祥事は
目に余るモノですが、テレビに
登場した会社は、どこも良い内容の
経営理念が定めてあったそうです。

これでは何の意味もありませんね。


結局は、堂々巡り?

何やら、経営コンサルタントが、
儲けるために「経営理念作り」を
提唱したに過ぎないのかも
・・・これは禁句?

フルセット完成後の竹田社長











なお、「1992年頃」の意味合い、
もう1つあるのですが内緒。
顔写真がヒント↑)