昨日のブログでご紹介して早速、
買い求めて一気読みしました
「弱者の戦略」稲垣栄洋・著
(新潮選書)

まずは、改めて目次をご覧頂くと、
(その一部を抜粋)
「ランチェスター戦略と生き物の戦略」
との項目では、兵士「5人 対 2人」
でランチェスター法則を表された
図があったりします。ただ、
との「法則」と「戦略」の混合は
農学博士として止む無しでしょうか。

その中でも、興味が沸きそうな
内容をいくつかご紹介します。
また、あとがきの最後に
(西洋の諺として)
「一番強い者は、
自分の弱さを忘れない者だ」と。

(もっとスゴイ仮説があり)
買い求めて一気読みしました
「弱者の戦略」稲垣栄洋・著
(新潮選書)

まずは、改めて目次をご覧頂くと、
(その一部を抜粋)
「弱者の戦略」 目次
まえがき
第1章 生き物にとって強さとは何か?
・戦国武将が強さを感じたもの
・弱い生物の三つの戦い…
第2章 食われる者の食われない戦略
1.群れる/弱いやつほどよく群れる…
2.逃げる/三十六計逃げるに如かず…
3.隠れる/「小ささ」という強み…
4.ずらす/早起きは三文の得…
第3章 すべての生き物は勝者である
・オンリー1か、ナンバー1か
・ナンバー1しか生きられない
・すべての生物がナンバー1である
・本当のニッチ戦略
・ニッチの条件を細分化する
・強者の戦略
・ランチェスター戦略と生き物の戦略…
第4章 弱者必勝の条件
・弱者は「複雑さ」を好む
・弱者は「変化」を好む
・新たなニッチはどこにある…
第5章 Rというオルタナティブ戦略
1.植物の戦略/植物のCSR戦略…
2.生物の繁殖戦略/「R」という弱者の戦略…
第6章 「負けるが勝ち」の負け犬戦略
・強さを示すことのリスク
・こそ泥の戦略
・中間のサイズはない…
第7章 逃げられない植物はどうしているのか?
・守る進化と攻める進化
・昆虫と植物の頭脳戦
・まず与えよ…
第8章 強者の力を利用する
・虎の威を借る
・本当のコバンザメ戦略
・強い者に似せる…
あとがき
「ランチェスター戦略と生き物の戦略」
との項目では、兵士「5人 対 2人」
でランチェスター法則を表された
図があったりします。ただ、
・ランチェスター戦略は、
2つの法則から成っている。
・第一戦略は弱者の戦略である
と言われる。
との「法則」と「戦略」の混合は
農学博士として止む無しでしょうか。

その中でも、興味が沸きそうな
内容をいくつかご紹介します。
ニッチ(生態的地位)とは、
ナンバー1になれる場所である。
ニッチは、ジグソーパズルの
ピースのように、大きさが
定められているわけではない。
すべての生物は自分のニッチを
少しでも広げようとしのぎを
削っている。
強者の戦略は決まっている。
強い生物はあらゆる場所で
ナンバー1になることができる。
そのため、どんどんと
そのニッチを拡大していくのだ。
弱者がどんなに新たなニッチを
開拓しても、強者が次々に
入る込んでくる。
まさに、ビジネスシーンの
企業戦略と同じである。
小さい企業が差別化を図っても、
大企業が簡単に模倣して、
シェアを奪っていくのである。
それでは弱者は立つ瀬がない。
強者に真似されないようなニッチを
見つけることが出来るのだろうか?
ランチェスター戦略では、強者
とは市場占有率1位を指している。
そして、1位以外のモノは、
すべて「弱者」と定義されている。
ナンバー2もまた弱者なのである。
これは、ナンバー1しか生きられない
という自然界のしくみとも
良く合っている。
ナンバー1しか生き残れない、
しかし、ナンバー1になる
チャンスは無数にある。
そして、ナンバー1の条件は
「誰にも負けない」ことではなく、
「誰にも出来ない」ことなのである。
また、あとがきの最後に
(西洋の諺として)
「一番強い者は、
自分の弱さを忘れない者だ」と。

(もっとスゴイ仮説があり)
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