昨日のブログでご紹介した
最高の戦略教科書 孫子
 /守屋淳・著(日本経済新聞出版社

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その「まえがき」から、

先が見えない時代だからこそ
「抽象度」をあげて考えることが重要

との続きに、ランチェスター経営
勉強された方であればあるほど、
腑に落ちる言葉が紹介されています。
先にご紹介した文章よりも短く
ポイントを突いています。

これも本文が読みたくなるよう、
その一部を抜粋します。


日露戦争日本海海戦で、
バルチック艦隊を破る原動力と
なった名参謀・秋山真之は、


戦略や戦術の原則は、
海上も陸上も同一である。

ただ使う手段だけが
異なっているに過ぎない。


だから、陸軍戦術から海軍戦術
を割り出すことも可能となる。

この点で、応用の才気のない者は、
どんなに戦術を研究したところで、
ただ単に口や文章だけの
学者にしかならず、
実践家になるのは難しい。


アメリカにおける秋山真之
 /島田謹二・著(朝日選書
   森山慶三郎宛の手紙より 

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我々が持つべきは、
この「応用の才気」に他ならない。
それが評論家ではなく、実践家
として成果を上げる道なのだ。


「口や文章だけの学者=評論家」
に陥らないように、応用の才気を
私も磨いていきたいと思います。

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単なる変人に終わらぬように、
注意したいと思います。