少し前に勉強会で、
と、ご質問いただいた際、その時は
長々しい言葉でご返事しました。
しかし私自身、後から読み返すのが
嫌になるほど分かりづらい応えに
なってしまっていたようです。
大変失礼しました。
![c867c7df-s[1]](https://livedoor.blogimg.jp/isakigyou/imgs/f/b/fb47a2b2-s.jpg)
そんな中、先日からご紹介している
「最高の戦略教科書 孫子」
/守屋淳・著(日本経済新聞出版社)
その冒頭「まえがき」の中で、
私が言いたかった意味合いが
分かりやすく説明されています。
(さすが!)
若干、長い文章ではありますが、
本文ではなく「まえがき」なので、
本文が読みたくなるよう(笑)、
要約して一部を抜粋します。
(追記や加工もあり)
如何にも、従来の学校教育による
悪しき洗脳が身に付いているのが
一般的な人でなのでしょうか。
具体的な問題に対し・・・
具体的な答えを教わり・・・
と、社会を生きてきた人は往々に、
既に思考停止の依存症と化している。
ランチェスター経営における
竹田ビジネスモデルなども
もしかすると具体的過ぎて
分かりやすいが故に、
これ以上は考えない人を、
私は多く見てきました・・・
そうならぬように、より「抽象度」を
あげ考えるよう私も心掛けます。

しかし、抽象的過ぎて端からすると、
何を考えているか分からなくなる
かも・・・まさに変人有利?
「先生!具体的な答えは何ですか?
答えてくれないと分かりません」
と、ご質問いただいた際、その時は
長々しい言葉でご返事しました。
しかし私自身、後から読み返すのが
嫌になるほど分かりづらい応えに
なってしまっていたようです。
大変失礼しました。
![c867c7df-s[1]](https://livedoor.blogimg.jp/isakigyou/imgs/f/b/fb47a2b2-s.jpg)
そんな中、先日からご紹介している
「最高の戦略教科書 孫子」
/守屋淳・著(日本経済新聞出版社)
その冒頭「まえがき」の中で、
私が言いたかった意味合いが
分かりやすく説明されています。
(さすが!)
若干、長い文章ではありますが、
本文ではなく「まえがき」なので、
本文が読みたくなるよう(笑)、
要約して一部を抜粋します。
(追記や加工もあり)
なるほど、学校でも会社でも、
与えられた課題をこなすなら、
具体性が何より武器になるだろう。
例えば営業で成績をあげたければ、
古典を読むよりも、
「100倍売れるセールス法」とか、
「営業成績をあげるコツ」とか、
「最短最速90日で会社が儲かる」
など具体的なマニュアル本を読んで
実践する方が成果への近道となる。
しかし現代は、
「先が見えにくい時代」
「グローバルに競争が広がり、
加速する時代」と言われる。
言葉をかえれば、未来に対する
具体的なマニュアルを極めて
持ちにくい状態になりつつある。
過去の成功体験を安易に未来に
当てはめるのは最も危険な行為に
しかならない。状況が刻一刻と
変化している以上、一つ前の法則が
次に当てはまる保証はどこにもない。
こんな場合に必要になってくるのは、
「方向性」「競争状態での原理原則」
その打って付けの教材として、
「方向性」であれば歴史書、
「競争状態での原理原則」であれば
「孫子」という古典があげられる。
「孫子」を自分にとっての
智恵として吸収するためには、
「簡単に言い直せば、どうなるか」
「より一般的に表現すると
どうなるか」
との、まず抽象度をあげて
考えなければならない。
かつ、その上で望ましいのは、
「孫子には、こんな原則があるが、
現代では通用しないのではないか」
「自分の今までの経験から言えば、
この指摘は逆になるのではないか」
と、その抽象化した内容にツッコミを入れ、
「その原則が
成り立つ前提条件とは何か」
「成り立たない状況での戦略とは何か」
と考えることなのだ。
これによって初めて
「競争状態での原理原則」
の感覚が涵養される。
如何にも、従来の学校教育による
悪しき洗脳が身に付いているのが
一般的な人でなのでしょうか。
具体的な問題に対し・・・
具体的な答えを教わり・・・
と、社会を生きてきた人は往々に、
既に思考停止の依存症と化している。
ランチェスター経営における
竹田ビジネスモデルなども
もしかすると具体的過ぎて
分かりやすいが故に、
これ以上は考えない人を、
私は多く見てきました・・・
そうならぬように、より「抽象度」を
あげ考えるよう私も心掛けます。

しかし、抽象的過ぎて端からすると、
何を考えているか分からなくなる
かも・・・まさに変人有利?
コメント