ドラッカー経営学とランチェスター法則応用の
「イノベーションとランチェスター」勉強会
その2日目

DSC04601DSC04600







今回の勉強会、その進行・内容に関して
案内サイトに追記しましたが、


決して、ランチェスター経営(株)の教材 
「ドラッカーとランチェスター」CD
聞いて終わるような勉強会ではありません。 

DSC04588














別途↑オリジナルの資料を使いますので、 
当日の勉強会では、先のCDは全く聞きません。 
「戦略☆名人」DVDは一部鑑賞の予定)


とのことで、先の教材CDは鑑賞する
準備もせず、しかも3日間とも
参加者へお薦めすらしませんでした。

ただ、竹田先生なりに解釈された
「イノベーション(=革新)」を
再確認するため、先の案内サイトでも
カッコ書きして記していたように
「戦略☆名人」DVDの一部を鑑賞。

7b2eb366-s[1]












その最終章(第8章)の中にある、
「経営のやり方に革新を加える」
「革新の進め方」から、
(テキストから一部を抜粋)


1.大企業が考えたモノを他に応用する。

2.他の業界で成功したモノを、
  自分の仕事に応用する。

3.本とか講演は、
  タイプが違った人のを聞く。

4.常識を疑ってみる。あるモノが
  決まっているのは、そのとき必ず
  前提条件がある。しかし、
  その前提条件は、時代と共に変わるから、
  常識にも間違ったモノが出てくる。


ここでは普通、「4」にあるように、
「業界の常識(=慣習)」とは違う
「経営のやり方」をされた経験、
そんな事例をお尋ねします。

ただ今回の2日目は、別に「3」に関し、
鑑賞中にも参加者とご一緒に苦笑いを
しつつ、追加で解説です。

part3_01_200[1]










テキストに記載が無いですが、
DVD内での説明で竹田先生は、


同じ人が書かれた本ばかり読んだり、
その人の講演ばかりを聞いたりするのは
宗教や信仰の世界のことである。


これは「戦略☆名人」DVDでも別に
社長の学習法的な内容として
3つの角度から思索する
と説明している部分に通じます。

この部分を注意しておかないと
つい周りが見えなくなります。

af78482b[1]












なお、ドラッカー先生自身は、常に
社会を大局的に俯瞰しているので、
このことは当たり前すぎるでしょうから、
この竹田先生の説明のように
ストレートに注意喚起していません。

著書「イノベーションと企業家精神」で、
敢えて同じような点を取り上げるなら、
「イノベーションの原理と条件」
(なすべきこと、なすべきではないこと)
から(一部を要約して抜粋)


第2は、イノベーションとは、
理論的な分析であるとともに
知覚的な認識である。

右脳と左脳の両方を使う。
数字を見るとともに人を見る。


これに通じるとも言えるでしょうか。

そうでないと、「その風」のような
イノベーションの機会には気付かず
通り過ぎてしまうはずです。

これは経営で、イノベーションに
限ったことでも無いでしょうけど・・・