勉強会にご参加されている社長様
から、お教えいただいた言葉。

【逆耳払心(ぎゃくじふっしん)】

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もとは、中国古典「菜根譚」の中に
登場する言葉だそうです。


このサイト「5」より、一部抜粋

「耳中常聞逆耳之言、
 心中常有払心之事、
 纔是進徳修行的砥石、

 若言言悦耳、事事快心、
 便把此生埋在鴆毒中矣」


 耳中常に耳に逆らうの言を聞き、
 心中常に心に払(もと)るの事あれば、
 わずかにこれ徳に進み行ないを
 修むるの砥石(しせき)なり、

 もし言々耳を悦(よろこ)ばし、
 事々心に快ければ、すなわち、
 この生を把(と)りて
 鴆毒(ちんどく)のうちに
 埋在(まいざい)せん


 <以下は意味>

 耳に入るのは
 耳の痛い言葉ばかり、
 することなすこと思うようにいかない
 という状態の中でこそ人間は磨かれる。

 耳に入るのは甘いお世辞ばかり、
 何事も思いのままという環境ならば、
 知らぬまに猛毒に侵されて
 一生を台無しにするだろう。


以前のPresident ONLINEもご参照
  「逆耳払心」は、人間を磨く砥石である
 −住友生命保険社長 佐藤義雄氏−

fc75fcae[1]











また、以前に勉強会でのテキストとした
竹田先生の著「ランチェスター社長学
より、「社長の人徳能力を高める」から、


 社長になると、自分の欠点や行いに
 ついて誰も正面から注意しなくなる。
 その結果「初心7年、横着15年」
 言われるように、社長になって
 7年もすると初心を忘れはじめ、
 15年もするとすっかり横着になる。

  「原則はそうかもしれないが、
   私の場合は別だ」

 と、自分を特別扱いにするばかりか、
 言い訳だけしてやたらイバるようになる。


私の場合は、まだ社長になって1年
だから大丈夫・・・との心の甘さが
横着15年の第1歩〜大反省!

「逆耳払心」、肝に免じました。